本日付けで、いわゆるソーシャルゲームの開発チームに異動しました。主にサーバ側を担当するのですが、新企画ということでいろいろな面で上から下まで関わりそうなので必死に勉強しています。
今日は用語を教えてもらいました。いわゆる一般的なカードゲームは、以下の流れなようです。社内のとあるゲームを題材に勉強したので、漏れは大いにあると思います。
基本はJAVAとかが出来ればいいのですが、あまりに僕がゲームに関して無知なのでメモとして晒しておきます。プレステ1くらいでゲームやめた人種なので、、偉い人ツッコミお待ちしております。
オープニング
ゲームがはじまります。世界観の説明があって、初期アイテムを手渡されます。このあとチュートリアルに進み、ひと通りのゲームシステムを体験します。チュートリアルが完了すると再度よさげな武器やカードを貰えます。
クエスト
基本のプレイです。なんらかのステージをずんずん進んでいくこと。基本ポチポチボタンを押すだけでOK。最後にボスが出てきて、ボスを倒すとステージクリア。進むだけで経験値やちょっとしたアイテムが手に入る。
※別のゲームでは、ユーザに課せられる課題のことをクエストと呼んだりするので注意
レベル上げ
カードゲーム内でプレイヤーが強くなっていくには、2つの要素があります。
1つめはユーザ自体のレベルです。「クエスト」をポチポチこなすことで、ユーザの経験値が上がります。ドラクエとかと一緒ですね。経験値が一定になるとレベルが上がります。レベルが上がると、より強いカードを持てるようになったり、体力を消耗するステージに進めるようになります。
2つめはユーザが持っているカードのレベルです。これには2つの方法があり、「進化」と「強化」があります。パズドラにもありました。
「強化」はユーザのレベル上げと同じように、カード同士のパラメータを足し算していき、攻撃力とかが上がります。
「進化」はカードのレベルはリセットされるものの、より強いキャラに変化します。スライム(Lv99)からキングスライム(Lv1)みたいな。
イベント
以上の、ステージをこなしながら強くしていくところが基本だと思っているのですが、それだけだとつまらないので、イベントと呼ばれるものが発生します。
「レイドイベント」は、普段出てくるボスの10倍くらい強いボスがでてくるので、皆でやっつけるイベントです。「皆で」というのがソーシャル要素っぽいですね。事前にチームを組んでおくと有利なようです。
「マラソンイベント」は、簡単にいうと普段のクエストとは違うステージが出現するようです。期間限定なので、さっさとクリアして期間限定アイテムをもらおうというもののようです。
「バトルイベント」は、ユーザvsユーザで手持ちのカードを武器に戦うイベントです。遊戯王みたいですね。勝ったほうが負けた方からアイテムを奪えるようです。
「ギルドイベント」は、チームvsチームのイベントです。こちらは奪われることはなく、勝つとボーナスがでるようです。チームのことをギルドと呼ぶそうです。
次に課金要素について
ゲーム的な部分は上記のとおりなのですが、いわゆる課金要素がいくつかあります。
ガチャ
コンプガチャ問題があってから、いろいろな後継の仕組みがあるようですが、その前に普通のガチャというものがあります。
基本的に、ランダムで武器となるカードを授けてくれるものではあるのですが、一定数無料で引けるノーマルガチャと、中身のグレードが中程度以上になることが確約された有料ガチャがあります。
有料ガチャも、たまにタダ券がもらえたりするのです。お試し的な。ともかくいいカード(武器)を集めたいということでお金を払います。レア・Sレア・SSレアのように、希少度が上がっていきます。なんだよSSって。
体力補充アイテム
「クエスト」を進めていくと、体力が減っていきます。ゲームをとめて放置すると回復するのですが、早く続きがやりたい場合に買います。
その他アイテム
他にも、買うと楽に進めるアイテムとかを売っているようですし、パズドラにおける魔法石、にゃんこ大戦争におけるネコ缶のような、アイテムとしても使えるし、ゲーム内の通貨の役割をしているようなものもあります。
コンティニュー課金
直接お金を突っ込む場合もありますし、コンティニューできるアイテムを販売する場合もありますが、ゲーセンで負けた時に素早く100円突っ込めばそこから再スタートできる感じの課金です。クエストのボスや、イベントで使われるのではないでしょうか。
今日、ソシャゲを知っているひとたちに、これらのことをいちいち質問して暖かく教えていただいたのですが、事前に幾つか今時のゲームをやってみて、ガラケーと共用でリリースしているタイトルは、シンプルでわかりやすいけど面白くない、スマホ専用のゲームは面白いというか、ゲーム性が感じられるが逆に難しい。というイメージを持ちました。
日々勉強してくらい付いて行こうと思います。技術的な面でも、静的なHTMLを先に配信して必要な部分だけJSで、というアーキテクチャになりそうなので、差分を埋める勉強は続きます。