ku-sukeのブログ

Just another hatena blog

2025年の雑記ノート

去年仕込んだことを地道に頑張った年でした。年内に花咲いてほしかったけどちょっと持ち越し感がある。もがき苦しんだけどちゃんと血肉にはなった、そんな1年でした。

 

昨年はこちら:

2024年の雑記ノート - ku-sukeのブログ

 

# スタートアップの取締役になった

 

かかわっていたスタートアップに取締役として両足入れることになりました。プロダクトと情シス周りを中心に、まぁ何でもやるフェーズなのでオフィス移転したり、ISMSとったり、技術的負債を返したり、いろいろとやりました。

 

年末にかけてはnanobananaというかGemini 3がものすごくパワーアップして、スライドAIの分野ではまぁみなさんいろいろ面白プロダクトを発表されて盛り上がっているのですが、この1年間AIプロダクトと向き合ってきて、「やり続ける」ことの大切さを改めて再認識しました。

 

インフルエンサー含めいろんな人が「作ってみた」まではやるんですけど、そこから3か月半年継続できる人は本当に一握りなんですよね。いわんや法人のお客さんに相手してもらうレベルで仕事するにはAIじゃない部分の基礎が本当に大事だなと。そう考えると今の現場はとても真摯に仕事に取り組むメンバーばかりでとても楽しくお仕事させてもらっています。

 

# サービスは地道に改修している

 

もともと運営していたサービス、ドクセル、Groupfile、PubKit、セミナーBiZはゆっくりですがパワーアップしています。来年は有料の集客を使えそうなところまで来たので、ぼちぼちとマネタイズを加速していこうかと思います。

 

年末一番驚いたのはこれ

 

# 息子はいよいよ大学受験に

 

いったん現地で探してるみたいです。半年早く現地高校に入学したので同級生より1年早くなりました。向こうの大学受験は基本的には高校の評定点平均がほとんどということで留学生がストレートで戦うには厳しい部分もあるのですが、いろんな道を模索しているようです。この辺の知識もGrokをつかっていろいろ調べながらできるので本当にいい時代になりました。

 

# 健康でひやひやするお年頃になった

 

1年10か月ぶりくらいに人間ドック行きましたが、目と膵管が引っ掛かりました。どちらも精密検査して大丈夫だったんですけど、そういうお年頃になったんだなと。本当に毎日引きこもっていて、奥様に引っ張り出されて1万歩近くなんとか歩くかどうか、という生活です。

 

その割には海外には何度か行くことができて、とくに一番好きなタイには長期間滞在することができました。めちゃくちゃ空気悪いしバーツ高ですが、いわゆる個人事業主がすごく活躍しているところをみて、自分ももっと頑張らねばと思っています。

 

あと人生で初めてのフェスとしてサマソニにいきました。車で乗り付けてVIPパッケージでエアコンの利いた休憩所フル活用みたいなシニアな楽しみ方しました。その他ライブにもいくつか参戦し、今までの人生でやってこなかったことに取り組んでいます。

 

本年も皆々様ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。

スタートアップに参画してやったことメモ

自分の会社を作って独立した後、ひさしぶりにスタートアップにJOINしていろいろやったので、振り返りとしてメモに残したい。

 

# 情シス phase - 1

 

一番最初は情シスだったように思う。お名前.comのレンタルサーバとメールサーバで運用されていたものを、Google Workspaceに切り替えたり、Studioに切り替えたりそういうのをやった。次があればドメイン管理もさっさとGandiあたりに切り替えたいところ。

 

あわせて、3大クラウドのスタートアップクレジットも申請した。全部合わせると数百万円分お得になるので成長中の会社はやったほうがいい。ただし、クレジットが切れた後OfficeやGoogle Workspaceのプランが過大ではないかチェックしたほうがいいかも。

 

あとLooker Studioとかもつくったな。

 

# プロダクトの方向性について壁打ち - 1

 

割と思い付きで作っていたのを、ある程度言語化していくかんじをすすめた。思い付きで作ってても思いつく人間が業界の解像度高かったら割といけちゃうんだよね。それを組織で再現できる用にユーザージャーニー考えたりとか。

 

# 社内のごたごたにも首を突っ込む

 

若いスタートアップだと、経験の浅さやそこにつけこまれたりで、まぁまぁ面倒なことがたまに起きる。そういうことにおじさんとしてどっしり構えて首を突っ込んでいった。法務が動くべきラインとかを見極めたり、どういう人にどういう相談をすべきかみたいな前裁きをしたり。

 

# 有料プロモーション施策の開始

 

ある程度成長してきたので、リスティングをはじめとした広告を開始。AIプロダクト人気のせいか、ありえない桁の好調な数字が出る。10年以上前に、アプリ広告を開始したばっかりのFacebook広告に出稿したら1ダウンロード10円で獲得できた以来の衝撃。

 

# 情シス phase - 2

 

セキュリティチェックシートを求められることが増えて、企業に必要な実装機能の設計をとか実装指南をやったりした。SSOいれたり、権限管理入れたり。

 

zenn.dev

あとはStripeの整理もしたり、アフィリエイトの仕組みを導入したりした。

 

zenn.dev

 

Rewardfulってやつ

 

# スクラム開発の導入とマネージャ職の導入

 

エンジニアが3-4人とかだと、社長が機能を一人1個渡して最短でやってくれ!でよかったけど(よくない)メテオフォール開発に無理がき始めていたのでリズムを整えるためにスクラムを徐々に導入、最初はただの1週間ごとに進捗を管理するだけ、そこからストーリーポイント見積もりとか、2~3スプリント先までタスク分解してみようとかそういうかんじ。

 

それに伴い役割を整備。タスク管理が得意な人、組織作りに興味がある人は貴重なのでそういうひとにPMやEMの名前を付けて、技術が好きな人に管理をさせないようにした。プロダクトマネジメントトライアングルの話とかをした。

 

# 技術的負債の解消

 

がっつり入ることになってから何が一番大変かなと見まわして、技術的負債の解消に取り組むことにした。本当はパフォーマンス向上が目的だったけどそんな次元じゃなかった。創業から4年分くらいの会社を作ってくれたコードたちに何割か別れを告げた。

 

ボリューム的に20人月くらいはやっぱりやり続けないと無理なレベルだったけど、集中して半分くらいを1か月で終わらせて、残りを徐々に、みたいに落ち着いたように思う。技術的負債の解消、スタートアップの場合後ろ倒しにしたほうがいいと思っていて、負債もろともその機能全部捨てます。っていう決断もちょこちょこした。そういう負債解消の方法もあるなと。

 

# 続、エンタープライズ企業向けプロダクトづくり

 

バリューを発揮できる部分として、エンプラ企業で長らくコンサルやってたので、彼らの発注のフローとか気持ちがわかるので、どういうプロダクトであれば通過するか、いろいろ考えてはセキュリティ面を中心に作りこんでいく。

 

同様に、一人で使うよりチームで使うほうが価値が出るもの、たとえば共有ライブラリみたいなものを充実させていくとかも進めた。

 

# 情シスの拡充~ISMSの取得

 

今まさにやっているのだが、情シスの体制を厚くして、規定の整備や教育の準備、リース会社と契約したりMDMを整備したりという作業を進めた。なぜやるかといえばISMSをとるためというのが一番大きい。これがあればセキュリティチェックシートを書く量が減るからだ。

 

# 営業を含む組織作り

 

基本的にはシステムが中心だったけど、営業とも密接にすすめないといけないので首を突っ込んでいく。MAとSFAを安いやつを導入して使ってもらう。フォームと連動してデータを蓄積したりする。

 

あとは部署間のコミュニケーション不足がフルリモのマイナス面として出てきていたので、全員耳だけはいっていいプロダクト会議とか、Slackチャンネルやルールの整備とかもやった。

 

メモなのでこんなところで。逆にやってないことといえばファイナンスは苦手なのであんまり手を出してないのと、人事面も(知り合いを業務委託で引っ張ってくる以外は)そんなにやってない

 

AI時代に学ぶということ①、事象から受け取れる情報を増やす「解釈力」をもつ

①と書きましたが2に続く保証はないです。AIがあればたいていのことは教えてくれるし、プログラマーだっていらなくなるといわれてます。

 

が、いまだにプログラマーはAIのお守りをしているし、一向に仕事を奪ってくれないのです。今日はそんな駄文を書きます。

 

# 知識があると、得られる情報量が増える

 

同じ情報をインプットしても、知識がある人とない人では、そこから受け取れる情報がちがいます。例えばこの写真を見てみましょう。

 

動物が好きな人であれば、ここに写っているカモのようなものがカナダグースであることがすぐにわかります。その知識があれば「これってカナダの写真?」という追加の情報を得ることができます。

草花の知識があれば、デルフィニウムの咲く季節について考えることができます。公園の建設設計にかかわる人であれば、これらの配置や構造について学びを得ることができるかもしれません。

 

しかし、そういった知識のない普通の人は「公園にカモみたいなのがいる写真」としか情報を受け取ることができないでしょう。

 

次はこちらです。

 

僕にはどの国かわかるような知識はありませんが、マフィンが売ってるのできっとカフェだということは推測できます。そしてこのタブレット端末は、Squareかなにかの決済端末で、客は忌まわしき高額なチップを払おうとしているのかもしれませんね。

 

どんどん行きましょう。ドラゴンが飾られたかっこいい灯篭ですね。これは東京日本橋にある照明塔で、ドラゴンではなく麒麟です。

歴史の知識がある方は、この写真から何年ごろに作られたもので、そのような古いものと背景にある建設中の真新しいビルとの対比を感じるかもしれませんし、日本橋を毎日通勤されている方は、川の匂いと暑い日差しを思い浮かべるかもしれません。

逆に車に乗られる方は、首都高の高架を撤去して地下化するプロジェクトについて思い浮かべるかもしれません。

 

座学でも経験でも、人間はすでに知っている知識と受け取った情報の間にリンクを張るように、物事を関連して考えるようになっています。

 

エンタメでも同じです。ガンダムシリーズを見てきた人は、そうでない人たちより、最新作のGQuuuuuuXを見ても何倍も楽しさを受け取ることができます。

 

# 差分で判断する

この記事というかメモを書こうと思ったのは、AI時代に子供たちにプログラミングを教える必要はあるのか、と自問自答したことにありました。

 

毎日お世話になっているClaude Codeをはじめとするコーディングエージェントは、私たちデジタル職の仕事のスタイルを大きく変えてしまいました。しかし一方で、何の知識もない子供たちにClaude Codeを与えてそれでおしまいかというと、そんなことはありません。

 

子供だけではありません、営業マンにこれを与えて「これからは自分で開発してね」とならないわけです。こんなに優秀なのに、使いこなすにはプログラミングやアーキテクチャ、プログラムを動かすとはどういうことかという知識が必要になります。

 

私たちは知識と知識をリンクさせているので、「すでに知っていること」と「今目の前で起きていること」を比べるのはとても速度速く処理することができます。そのため、自分でアプリケーションを開発したことがある人は、コーディングエージェントの動きを見て「ここはいい」「これはだめ」と比べながら判断できるのです。

 

しかし、なにも情報がない場合は、比べる対象がないために、なかなか高速に処理することができません。視覚から受け取った情報から、経験者が自分の知識とあわせて200%300%の情報を瞬時に処理できているのに対し、知識がないと100%以下の情報しか処理できないからです。

 

もし冒頭の公園の写真を見せられて「こういう公園を日本で作って!」と言われたときに、知識がある人はどんな思考をするでしょうか。

 

- クライアントがこんな公園を作りたいと思ったコンセプトの研究

- 要素を抽象化して草花や水鳥の共生をテーマに据えてはどうか

- 日本の高温多湿な風土にある草花や鳥は何か、どのように定着させるか

- 空間設計はどうするか、人間がここまで近づいて大丈夫か

- 餌やフンの問題、池を設置した場合の維持管理費はどの程度か

- 安全管理や避難場所など公共空間としての役割はどうか

 

いろいろな軸がありますが、知識がない人は、「公園なんて原っぱやしさっと作れるやろ!」と思って深く考えません。深く考えないというよりも「気づき」だったり「疑問」を持つことができないのです。

 

AIはとにかく高性能ですが、AIへの「適切な質問」ができなければその能力を引き出すことができません。そのためには、あなたがその目で、その耳で受け取った情報から、リンクさせるべき情報の引き出しを持っていることが大切なのです。

 

これが、AI時代であっても、プログラミングをはじめ様々な知識を学び続けないといけない理由です。

 

 

メインマシンをMacに戻してみるテスト

昨年夏まで、MinisforumのNUCXというゲーミングノートから液晶を取り外したような薄型PCを気に入って使っていました。そこから、AV1のエンコードができるミニPCを探して、同じくMinisforumのMS01というPCIシングルスロットが搭載可能なミニPCに乗り換え、Intel Arcを刺して運用していました。

 

しかしながら書斎兼寝室ではファンコントロールが効かないSPARKLEのドライバとの相性も相まって、うるさい割にグラフィック性能が高いわけでもないのでGoogle Meetしながら他の作業していると結構処理落ちしたんですよね。

 

まだ初期化して待機中のNUCXに戻すのも微妙だなと思っていたところ、ふとM4のMacminiを購入していたことを思い出しました。M1 Macbook Airからの乗り換えで開封して満足してセットアップしていませんでした。

 

しばらくの間メインマシンがWindowsで使っていたので、Macは検証とかiOSやElectronのビルドくらいにしか使っていませんでしたが、ふとメインマシンをMacにしても、なんならOSは別になんでもいいのではと思い始めました。

 

# ブラウザとSlackとOfficeとVSCodeがあればいい

自分の仕事はWeb開発3割、PdM3割、コンサル4割なのですが、後者は大体ブラウザとOffice、コミュニケーションツール(Zoom/Slack/Meet/Teams)があれば事足ります。

Macにすると開発部分だけ移管するのが面倒そうな気もしたのですが、最近自宅のサーバ環境を更新して、あらかた開発はubuntuサーバ上のVSCodeSSH接続しているので、クライアントOSは別になんでもいいなと思い始めました。WSLにもまだいくつかプロジェクトは残っていますが、WSLじゃないといけないものもほぼないため、全部ubuntuサーバに持って行けそうです。

なんなら、最近はCLINEを動かしたいので、暴走しても困らないように1 CLINEあたり1仮想マシンという方式を採用するようになり、ますます分離が進んでいるため、これはMacでもいけるのでは・・・と実際やってみることにしました。

 

雑なネットワーク環境としてはこんな感じ

今の所、3つの物理ミニPCが戸棚の中にあり、Xserverも含め5インスタンス相当が稼働しています。これらにVSCodeSSH接続してそれぞれの環境で開発し、Cloudflare Tunnelを貼ってステージングなど公開しています(いくつかはそのまま本番公開もしている)

 

とりあえずkarabiner elementsは健在でキーボード操作も困らないので、しばらくこれでやってみようと思う。

 

追記:

 

Meetやってる時もかなりGPU利用率が少ない。単純なベンチマークスコアではGPU能力はRadeon780mにも負けるようだけど、実環境での利用では相当少ないリソースでオンライン会議ができているようです。

追追記:けっきょくノートPCに買い替えた

 

出先での開発が厳しいのでやはりすべてのデータを持ち歩くのが正義、だとおもった。

2024年の雑記ノート

バチクソ忙しいです。忙しいんだけど書きたいなと思ったタイミングでいろんな仕事を後回しにして徐々に書いて、29日にやっと書きあがりました。

 

# コンサル業を絞っても進捗が出なかったので増やした

 

なんというか、人間時間ができてもやらないんですよね。やりたいことをタスクで積んでいてもいまいち消化できないというか。だったら稼ごうということでコンサルとかPM仕事を増やしました。なんなら開発案件まで若干取り組みました。やりすぎです。前年比+XXXX万円分くらい仕事しました。この人不足の世の中一緒に仕事受けてくれるお友達に感謝です。

 

今年はAIをフックにいろいろと対外発表していましたが、それはそうと売り上げにつながったのはレガシーシステムの改善案件ばかりでした。多くの組織で、すでに抱えている大小さまざまなシステムの「面倒を見れる」人をずっと抱えることができず、面倒の見れないシステムがたくさんたまって時限爆弾みたいになっていますね。こればかりはトップダウンで掃除しなければならないです。

 

# AIはおなかいっぱいだけど、それでもDeep Diveしなければいけない

 

2024年はAIの進化が目覚ましかったですね。僕はテキスト系ばかりですが、ChatGPTもClaudeもGeminiも本当に脅威のレベルまで上がってきました。それに加えてOSSモデルの性能も上がってきたので、エンタープライズで機微情報を取り扱うAIなども用途によっては十分できそうですね。

 

2024年12月現在では、継続課金しているAIツールはGemini Advancedとnabettuさんが作ったNitoAI(ChatGPT/Claude/Geminiが使えるAIフロント)になりました。

 

もはやこの能力がこの金額で提供されているのは、すべての産業の知的労働を1/10のコストでリプレースさせることができそうです。コンサル、法務、マーケ、エンジニアなどなど、様々な専門家のうち半分から下のスキルレベルの人はすべてAIを使いこなす新興業者に駆逐されそうです。対面営業や対面IT介護のような仕事は残るでしょうが、そんなものにコストを払っている企業が生き残れるか怪しいでしょう。

 

人類はこの動きに抗うことはできないので、積極的に乗りこなすべきとおもって、毎日数十回はAIにアシストしてもらっています。浅いざっくりした理解や事例を学ぶだけでなく、体に覚えさせるように血肉となるような使い方が一番いいと思っています。

 

方々で話していますが、AIはカーナビのようなものです。たまに細すぎる道や工事中の道を案内したり高速と下道を判断できなくなりますが、新しいスポットにお出かけするときにカーナビなしで行くのがもはや想像出来ないように、AIを使わずに仕事をするというのは毎日通る慣れた道しか走らない人か、紙の地図を見るように趣味の世界になっていくでしょう。

 

# サービスは今年もいい感じです。

 

SaaSを運営していると、年月による知名度やブランドの積み重なりが効いてくるのを感じています。知らない企業さんが急に使い始めてくれたり、アカウント登録だけしていた方が急に使い始めたりと。スタートアップでもないので10年まずは続けてみるというのでやってみるのがいいなと思いました。

 

ドクセルはことしはスライドがたくさんになってきたので、発掘するためのマガジンを開始しました。まだ不慣れですがこちらも頑張って続けてみます。また、動画の添付も対応しました。うまく変換できないこともあるのですが、改善を続けます。

 

はじめて今年一番読まれたスライド記事を出しました

www.docswell.com

 

## 20年運営しているサービスを買収しました

 

買収というほど大げさな話でもないのですが、セミナー掲載を行う老舗サイトを譲渡いただきました。PHP5.4で動いているサイトで、大掛かりなサイトリニューアルをAIの力を借りて行っています。

 

 

市場調査、競合とのポジショニング戦略、ペルソナ設計、告知ブログ、利用規約とプラポリのアップデート、データ移行やクリーニング、アプリケーションの開発など、何をやればいいか知っているが自分ではできなかったことが、AIの助けによってほぼ1人でできるようになりました。これはまたどこかで共有しますね。

 

あとは投資先のイルシルも無限に伸び続けています。売り上げもお客様も社内のメンバーも増えて、めちゃくちゃいい感じです。若い組織におじさんが入るというのは、ともすれば老害ムーブをかましてしまいがちなので、役に立てそうなところだけお手伝いしています。

 

# 隙間を縫っていろいろ遊びに行きました。

 

オプション1000円くらいで撮影してくれるやつ

今年は4月頃から上で書いたように忙しくしていたのですが、1月末にはタイに行けましたし、10月には韓国にも行きました。KPOPアイドルのコンサートに夫婦でいったり、8月は息子が留学から帰ってきてたので台湾と沖縄に。

 

そういう長めの旅行だけじゃなく、日帰りで関東近県にもドライブによくいくようになりました。

大洗や那須甲府、下田、横浜、夏は適当に近くの高そうな山にいきました。ドライブに行って、ウォーキングをして、道の駅で七味とか醤油とかちょっと地元の調味料を買って帰るみたいなのをやってます。子供がいないと食材の減りが遅く、いろんなものを少しづつ食べたいのでお土産は調味料になりがちです。

 

忙しくなって、夫婦でネトフリを見る時間は大幅に減りましたが、そのぶんよく出かけたと思います。二人とも肉体の老いから「全力で楽しめる体力があるのはあとわずか」と思ってやっていってます。

 

それでは皆さん、本年はお世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。

 

 

様々なノイズから逃げずに過ごそうと思った40代の入り口メモ

そーだいさんの

40歳になるので30代でやってよかったことをまとめた - そーだいなるらくがき帳 を読んで、下書きしていた40歳を1年半ほど過ごした所感を僕もメモとして公開しようと思う。

年を取るごとに、キャリアの積み方も家族構成も違いが大きくなってきて、誰かの視点で語られたことが自分が見えている範囲にぴったり合うことが少なくなってくると思うので、N=1の情報を増やそうと思った。

 

なおこの記事は元々phaさんの「パーティーが終わって、中年が始まる。」「男はなぜ孤独死するのか」を読んでなかなかグッと来たので、自分も中年になって感じたことをメモに残しておこうと思ったのがきっかけ。

 

属性としてはITエンジニアからPdM方面にすすんで35歳くらいで独立してコンサルとWebサービス運営をやっている、23で結婚し25で生まれた子供は去年から海外に留学中。というあまり参考にならないけどそこそこ近いライフスタイルの人はいるんじゃないかという人間。

 

  • キャリアの上昇がひと段落する
    • いいかんじでキャリアを20代30代やってくると、だいたい一通りのことを経験してきて、金額的にも経験的にもひと段落してくる。
    • 30代に突入したころは「自分が選ばなかった人生が、そこらじゅう顔を付けてキラキラ歩いている」という感じで焦りみたいなものもあったが、10年もすれば選ばなかった人生のメリデメみたいなのも実例として見えてきて、自分のスタイルでやってくしかないんだな、と思うようになってくる。
    • これはネット業界という比較的動きが早い業界だからかもしれない。金融やメーカーの場合はやっと主任~課長くらいで組織マネジメントを学ぶなどあたらしいこともあるかもしれない。
  • 金は稼いでおくにこしたことはない、副業せよ、転職せよ、投資せよ
    • お金はだいたいの面倒ごとを回避してくれるので、とにかく稼ぐことにしっかり向き合った方がいいと思ってこれまでやってきたのはよかったともうが、へんに節税を意識して経費の無駄遣いをするくらいなら、しっかり納税して手元にお金を残して投資すればよかったと悔やんでいる。
  • 自由は欲しいが、いざ自由になってみるとどうしていいかわからない。
    • 独立していわゆる自営業なので、年間これくらい稼ぎたいなという金額が見えてきたら、いつ休むのも自由だ。お客さんにも遠慮なく「来週いないんで」といって休める。しかし休めるからと言ってなにするってのがないんだよな。遊ぶにはスキルと体力がいる。
    • 昨年、コンサル業を減らして自社サービスに注力してみたが、圧倒的に生まれた時間に対して、進捗はコンサル業をたっぷり入れているときとあまり変わりなかった気がする。
  • 人体の衰えを如実に感じる
    • 眼、歯、神経、筋肉、スタミナ、どんどん衰えてる。もともと運動しないので、Chocozapを契約して奥様と週数回通っている。10分歩いて、マシン数種を15回ずつやって、もうしんどい限界といって40分ほどの滞在で帰ってくる。
    • 周囲のみなさんも年を取ってきていて、やれ入院だのなんだのというのを目にするようになってきた。
  • 刺激やストレスに弱くなっている。
    • これはphaさんも書いていたが、うちだと息子が車のステレオで流す音楽のボリュームがうるさくてしんどいと思うようになった。
    • これは自由のところとも関係するが、面倒な人、害のある人と付き合わなくて済む立場になってからは、たまに出会う面倒な人とのストレスに今まで以上にダメージを受けるようになった。
    • 新しい人とコミュニケーションとるのもおっくうだな、と感じる割合が増えた。回数もそうだが、長時間一緒にいるというのが難しくなった気がする。
    • だから先日からいくつか登壇したりコミュニティイベントに参加するようにしている。
  • 老後みたいな生活はいったん楽しい
    • 息子が留学に行ったので、朝ゆっくり起きて、朝昼兼用のご飯を作って、仕事して、散歩して(夏季はChocozap)ヤオコーとか北野エースでおいしいお惣菜を買って、会議がない日は15時くらいから夫婦で晩酌をして、18時くらいに風呂に入って、夜はアニメを見て寝るみたいな生活をしていた。
    • 海外にはいきやすくなった。タイには2回行った。韓国にも行った。

 

おそらく書き出してみて感じるけど、人に会う頻度が減って、おかげさまでオンラインでのコミュニケーションはよく取れているんだけど、面倒ごとが減ってストレス耐性も下がっているのではと思う。

たぶん、楽しいことと面倒なことは割とセットなんだよね。面倒を避けすぎて快適空間にいるので心の活力みたいなものが減ってる気がする。技術の探求もしなくなったのでカンファレンスとかもいかなくなったしな~というのが反省。

# ノイズから逃げずにいくぞ

たとえば海外って、場所によってはトイレも汚いし言葉は通じないし、ぜんぜん快適じゃないんだけど、そのぶんインプットとしても刺激になるんよ。あとおっさんになって経験を積むと同じ景色を見ると自分が見てきた景色との差分で解像度高く感じることができるし。たとえば同じ人手不足の韓国なのにコンビニに外国人店員がいないぞ、とか高速のETCレーンをUberが減速どころか時速80kmくらいで駆け抜けたぞとか。

 

子供の留学先のカナダで過ごして、日本の都心みたいに各駅にカラオケやボーリングやゲーセンやネカフェがぜんぜんなくて(田舎と同じ車じゃないと施設にたどり着けない)「こんな娯楽のない街でどうやって過ごしてるのか?」現地在住の人に聞いたところ「いやいや、カラオケも(少ないけど)あるし休みの日は友達と公園でバーベキューしたりバスケすればいいじゃないですか」みたいなのが返ってきた。
陰キャには厳しい世界だなっておもったが、人生の後半には大事なことなのかもしれないと男の孤独死本を読んで思い直した。

心理的にもそうで、レガシーJTCの人たちと話したり、リビングでえんえん流されてくる美容Youtuberの語りも一ミリも興味はわかないんだけど聞いておくと、とにかく雑談が苦手な自分がコンテキストの一致しない相手と過ごすための武器?になるときもあると思う。

若いスタートアップを支援するのもとても刺激になるし、コミュ強の奥様が地域ボランティアで連れてきた近所の大学に通う外国人留学生を招いてホームパーティするのも刺激になる。

 

エコーチェンバーとか悪影響までもいかなくても、意識して自分の興味外の情報を摂取しないと本当に人と一緒に過ごせなくなってしまう気がしている。

ぜんぶぜんぶ、中年になるとやりたいという気持ちよりもめんどくさい、どうしていいかわからないといった方が勝つんだけど、そこを一歩踏み出していこうと思っている。

 

そういったノイズや興味のないこと、おっくうになりがちな人づきあいを頑張りたい。少なくともそういうノイズの多い場に努力して身を置くことで、人生の後半をやっていけるような気がしてきている。

 

2023年の雑記ノート

ことしも生存報告の時期がやってまいりましたね。この記事はTwitter代わりに使っているエンジニアと人生 #1 Advent Calendar 2023 16日目の記事を兼ねています。

 

# 家に引きこもっているので旧知の皆さんに会いたいです。

2023年は、サービスがだいぶ伸びてきたので、ほぼフルで稼働していたコンサル業をかなり絞りました。

おもえば2018年の夏に独立した当初はブロックチェーン屋さん、そこからもうちょっと広げて新規事業のコンサルというかレンタルPMをずっとやってきました。

そのなかでドクセル、上位版のGroupfileと飽き性の自分にしては長く続けることができ、おかげさまでほぼノンプロモのままじわじわと売り上げが伸びたので、ついぞ法人はサービスと若干のこっている開発・情シス系のお仕事にしぼり、コンサルは終了しました。必要な場合は個人事業主として受けることにしました。

会社のウェブサイトも更新し、ロゴもゴシックからハンドライティングに変えました。

 

あと、楽しく活用してきた池袋の秘密基地てきなオフィスを解約し、あわせて一緒にサービスを作ってきた友人が近所に家を建てたので、そこの1階の作業場をちょくちょく使っています。みんなおいでよ志木。

blog.ku-suke.jp

 

# 車を買い替えた

車で大阪にいきたい。をかなえるため、クルコンの上限が110kmで東名120km区間が厳しいミニバンから、立体駐車場に入るアウディQ2に乗り換えました。マンションの平置き駐車場は20台待ちなのに立体駐車場は8枠ほど余りがあったので、駐車場まで雨の中歩かずに済みQoLがあがりました。地下からせりあがってくるのはちょっとグッときますね。

 

 

初めての外車で少し戸惑いましたが、めちゃくちゃいいですね。コロナで習慣づいてしまったのですが、都内に仕事に出る時も密を避けて車でいくようになり、現場と現場が離れる時は車にポタ電積んで仕事するのでますます人間とふれあわなくなりました。人が苦手なエンジニア諸氏は車を買うといいと思います。

 

# カナダに息子を送り出しつつ2か月ほど過ごしてきた

Grassi Lakesとかいうめっちゃ青い湖

息子がカルガリーに高校留学するので、ついでにカルガリーに2か月ほど滞在しました。息子は現地のサマーキャンプに行かせたりだったので大半が夫婦で過ごし、レンタカーの大トラブルを潜り抜けた結果メルセデスGLCを激安で借りられて東西南北旅をすることができました。

基本、山か湖か牧草地しかない

車でタイムゾーンをまたぐとナビが自動で時間の変更をしてくれたり、車で国境(アメリカ・モンタナ州)をまたぐとナビが勝手にマイル表記になるといった貴重な経験ができました。

現地のエージェントもホストマザーもいい人で、程よく田舎なカルガリーは治安もよく、産油州なので物価も若干安くてとてもよかったです。ただ車がないと色々厳しいなぁという感じで、息子もこれから氷点下の中通学バスを待つという生活に突入します。

 

我々夫婦は帰国してすぐにバンコクまでTWICEのライブを見に行くという、まるでFIREしたみたいな行動をしているんですがそんなことはなく週7で何らかの仕事をしています。稼ぐぞ。

# サービスの成長と投資

ドクセルは順調に成長し、単純なPVで35万、スライド各ページのPVで700万を超えるようになりました。最近大きいところですと東大松尾研のDL輪読会コンテンツを大量にインポートさせていただきました。

 

Groupfileもエンタープライズ企業から店舗まで様々なお客様にご契約いただくようになり、CSを増強したり、プラットフォーム提供のお話をいただくようになりました。各種講座を販売したいとか、会員制の情報学習サイトをやりたいとかですね。

 

また、スライドつながりでイルシルというAIサービスにシード投資させていただきました。ChatGPTを使ってスライドの構成がサクっと作れるだけでなく、Reactベースでいい感じのスライドエディタを作られていることがいいなって思いました。

elucile.lubis.co.jp

 

MSやGoogleが参入するのに同じことやってどうするの?と思うじゃないですか。でもやっぱグローバルプロダクトって「伝える」目的だと使いにくいんですよね。日本語のフォントサイズの差異も考慮してないし。そういう小回りきかないところで、かつ結構なお値段のするCopilotアドオンを全社員に導入することを躊躇する組織は結構多いと思っています。

ChatGPTをはじめとする生成AIは、人類を本当に変えてしまう技術だと思っていますが、その社会実装においてはビッグテックではない自分たちも何かできることがあると思っています。ドクセルにも少しだけ実装していますが、それ以外にもサービスを仕込んでいるので、まだ出来上がったら遊んでくださいね。

 

そんなこんなで、生活スタイルががらっとかわった1年となりました。厄年なので家族一同健康に気を付けながら、楽しく過ごしたいと思います。家に引きこもっているので、いつでもお声がけくださいね。