先日、ちょっとした好奇心でYoutuberデビューしたのですが
やはり自分自身が音声オフで飛ばしながら視聴することが多く、字幕を入れる方法について検討し、効率化を行い
だんだんと編集に慣れてきて、ついに自分がしゃべる動画を編集するところまでたどり着きました。音声に関しては改善の余地があるものの、絵作りのワークフローに関してはかなりスキルが上がって満足してきました。
現在のワークフロー
というわけで、現在のYoutubeワークフローはこんなかんじです。どうもYoutubeは登録ユーザ1000人突破するくらいまでは修行モードっぽい挙動なので、地道に動画を上げ続けるしかなさそうです。
1. [企画]ブログ、noteに書くネタを見つける
自分はまだブロガー脳なので、Youtubeでというよりも、ブログが先に来ます。例えば今だとFacebookに書いたのですが「車内で二酸化炭素濃度を測定した」というものです。
これだと短めのブログ1本くらいかけそうな内容ですね。だいたいの目次が想像できます。
- ようはなに?→車内って二酸化炭素濃度が高そう・・実験してみた
- 実験の結果サマリ
- 実験に使った機材紹介
- 計測方法の紹介
- 実験の結果と、分かったことやエピソードなど
- 次回もまたみてね!
2. [プロット]目次を意識しながら写真や動画を集める
スマホで適当にとります。意識低いYoutuberなので、動画取り損ねても写真を並べてアフレコすればいいやと思うので、多めに取ります。
しゃべりに関しては、だいたいアドリブです。めちゃくちゃ詰まったり、4かいくらい言いなおしたりしますが、編集するので大丈夫です。
人によっては台本を準備した方がいいと思います。後述の追加素材でも足します。
3. [プロット2]ブログ、noteを書く
内容を推敲する代わりにnoteに書きます。だいたいnote1,2本で1本の動画になります。このとき、動画素材しかとってないものは画質を気にせずキャプって載せます。
4. [コマ割り]PowerPointでコマ割りとセクションタイトルなどを作る
これは従来通りで、ふだんのLTなどの発表スライドを意識していきます。すこしYoutubeで異なるのは、オープニングとエンディングのスライドを用意するくらいです。とりためた写真や動画素材をみながら、写真は縁取り文字(これもパワポで作れる)をのせて、動画を流し込むところは動画を入れる。と書いておきます。
出来上がったスライドは、アフレコメインの場合はOBSを使ってタイミングを合わせながらスライドショー的に録画し、枚数が少ない場合はpngの連番画像ファイルに書き出します。
5. [仮編集]動画素材をLumaFusionにぶっこむ
LumaFusionというiPadアプリが使いやすく、GoogleDrive経由したりUSBメモリでファイルアプリにコピーしたりしながら、素材を並べていきます。だいたいこのへんで腰が重くなってくるのですが、とりあえずならべてインスピレーションを膨らまします。
とりあえず、パワポのコマ割り通りに並べて、動画の「あー」とか「えっとー」とか、4回くらい言いなおしている部分や無音部を取り除きます。BGMもこのタイミングで入れてきます。BGMがあるほうが編集作業が乗りやすい気がしました。
6. [アフレコ]LumaFusionでそのままアフレコ
今回は直接アフレコしました。iPhoneで録画録音同時にしたものと、アフレコしたものでは、音量も、反響も全然異なってしまったのでここは次回以降の課題です。
7. [効果音]効果音ラボのSEをすこしいれる
これはなくてもいいです。太鼓の音(どどんっ)とか拍手(ひゅーーぱちぱち)みたいなやつです。Youtubeっぽさがでます。
効果音ラボ - フリー、商用無料、報告不用の効果音素材をダウンロード
8. [字幕準備]音声を書き出しRimo Voiceにくわせる
字幕を準備します。動画内のしゃべり+ナレーションの音声のみ(BGMやSEのチャンネルはミュートにし)音声を書きだします。書き出したファイルをRimo Voiceにアップすると、5分くらいで書き出されるので、VTT形式でダウンロードします。
9. [字幕焼きこみ]aegisubで編集して、ffmpegで字幕を焼きこむ
これは好みの問題なのですが、ぼくは字幕が動画内に焼きこまれてる方が好きなので、先ほどダウンロードしたVTTファイルをffmpegでass形式に変換し、aegisubで見た目やフォントを調整しながら字幕を調整していきます。
完成したら、上書きしたassをffmpegにくわせると、10分ほどで字幕入り動画が完成します!
Aegisub Advanced Subtitle Editor
10. [アップ] Youtube Studioでアップする
アップしたら、タイトル、説明文(目次とハッシュタグを含める)、サムネ、終了時のカードを設定して公開するだけです!
以上、備忘録代わりに書いてみました。次回は録音環境に関する考察を進めてみたいと思います。もしよければ登録1000人に向けて、チャンネル登録いただければ幸いです!