Dropboxとならぶ(と思っていた)クラウドストレージのzumodriveを有料版で50GB使ってるんですが、ここのところ非常にやばいニオイがしています。
- 専用クライアントが(ずっと)低品質、しかもLionにいつまでたっても対応しない
- Lionが出てから、もっといえばベータが出てからいまだに対応がなされていません。しかも同期はしょっちゅうエラー出るし、iTunesの同期にいたっては一度もまともに動きません。日本語の取扱にも難があります。
- 最近500 internal server errorが多い
- 専用クライアント、Webからのダウンロード双方で発生します。バックエンドはAmazonS3という噂があるのですが、そもそものフロントエンドがやられている感じがします。
- Googleに買収された。
- Motorola Mobillityが運営しているんですが、買収されちゃいました。主目的じゃないサービスであれば予告なく終了する可能性があります。
- (終了するとしても)全データを再ダウンロードするすべがない
- サポートに問い合わせても返事がない
- サポートフォームに英語で問い合わせても1週間以上なんの音沙汰もありません。
- facebookに不審な書き込みがあり、しばらくしたら消されている
- 公式発言は数ヶ月無いのですが、facebookのzumodriveのウォールに、トラブルの報告や改善要求、さらには「ビルに行ってきたけど、もうだれも出社していないよ」とのコメントまで、、1週間程度で全て削除されていました。
これはヤバイ
そうおもって、ローカルにないファイルを徐々にダウンロードしつつ、次の引越し先を考えていました。検討先は以下のとおり。
- Dropbox・・・軽い、楽チン、普及している ただし特定のフォルダの同期や音楽のクラウド化は本体だけではムリ。
- Nドライブ・・・無料で30GB、速度はあまり。クライアントソフトがメモリ食い過ぎ。特定のフォルダの同期は面倒。
- Yahooボックス・・・無料で50GBなのできっと何か使いにくいはず。オープンしたら、常用ではなくバックアップ専用で使おうと思う。
- SugarSync・・・今のところこれ。日本語の扱い、クライアントソフトウェアの出来(メモリ利用量)、価格、難点は米国なので速度が早くない。
そこで、自分なりのクラウドストレージとの使い方を3つに分けました。
- USBメモリのように利用・・・手軽さ重視→SugarSyncか一時的にTransmitでAmazon S3を利用
- デスクトップなどよう使う場所を同期・・・機能バランス重視でSugarSync
- 動画や写真などのバックアップ・・・遅くてもGB単価安いもの→YahooボックスかAmazon US-eastをRSSつきで利用。
このように考えました。その中でも普段使いのSugarSyncは改めて調べてみるとすごく使いやすいことがわかりました。
このように、Dropboxより高機能で、しかもちょっとだけお得、かつクライアントソフトウエアの品質もそこそこ良いこともあってバランスがとれているのがSugarSyncだと思いました。ひとまずiTunesを全部突っ込んでみたところ、ストリーミングではさすがに地下鉄で活用できなかったので、よく聞くアルバムだけ同期させて使ってみました。zumoだと1アルバム同期するのに30分ほどかかってたのですが、SugarだとWifiで5分程度でした。
フォルダ同期は、一度使い出すと便利すぎます。デスクトップとかドキュメントとか、作業中ファイルを置いておく場所を同期させるとかなり便利です。しかもiPhoneでも参照できるので、急に確認したい時にパソコンを持ち歩いてなくても困りません。
ただし、クラウド系サービスは、スリープ復帰時や起動時などに一斉にシンクロを始めるので、複数インストールはお勧めしません。そういった理由もあって、最初はDropboxと併用しようと思ったのですが、Sugar一本に切り替えてみました。
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