ちょっと思うこと合って新幹線で渋谷に向かう最中にちょっと振り返ってみる。半分ステマ・半分素直な転職しての感想なので結構駄文です。
おさらい
いよいよ大阪帰還。アメーバの開発拠点を立ち上げます - ku-sukeのはてなダイアリー
というわけで、4月に大阪拠点をたちあげて3ヶ月ほどたちました。今のところすごく充実した毎日を過ごさせていただいています。サイバーに入社して、良かったなと思うところを2つ書きます。
東京と関西のいいとこ取り
むかし大阪でWeb屋をやってた頃は、東京だと勉強会とかいっぱい合っていいなーとか、渋谷にいた頃は東京って最先端でビジネスになるのかよくわからないけど楽しい案件にたくさん投資がなされてて、そういう人達とつながったりして、たのしいなーとか思ってたわけです。
CA大阪の当面の方針として、東京の勉強会好きに出ていいよとなってるので、フラっとデブサミいってきますとか、○○勉強会行ってきますとかできます。まぁ移動こそ片道3時間ほどかかるけど、移動費&宿泊も会社持ちなので気軽に行けますよね。あと定期的に渋谷の社員と交流してこいという方針もあるので、余り地方だからといって孤立しないようにも気をつけています。
とはいえ、関西の募集で集まってきた人たちなので、それなりに地元で働きたいという欲求も満たせます。家族や友だちも近くにいるし、関西人の文化というのはやっぱり楽だったりします。(土足コミュニケーションと僕は呼んでいますが、こちらのひとは初対面でも馴れ馴れしいです。)
そういうわけで、地元で楽しく暮らしながら、新しいものを作るという空気を感じられる渋谷(東京)にもすぐいけるというバランスがいい場所なのです。日帰り出張もなれると快適ですよ。
あとは京大とか奈良先端大もあるので、いずれは秋葉原ラボみたいな大規模計算チームも作ってみたいですね。
ベンチャーと大企業のいいとこ取り
社員50人から2000人の会社に移っておもったのは、大企業SUGEEEEEっておもうのです。大学ちゃんとでてでっかい企業で働くのも素晴らしいんじゃないかという認識に至りました。
規模のメリットというのが幾つかありまして、500万円突っ込んで2000万円くらい稼ごうというプロジェクトと、5000万円突っ込んで2億円くらい稼ごうというプロジェクトでは、おなじMacBook Pro 25万円を購入するときのコストが占める割合も違うわけですね。
なので、自分たちが精魂込めて作ったサービスができあがったとして、小規模プロジェクトだと50万円の広告費を投入すべきかどうかでマネージャー会議が開かれるところが、大規模プロジェクトだと500万円くらいの予算が口頭でサクサク通る(もちろん費用対効果は後でみっちり詰められるんだけど)という違いがあり、サービスを世に出すことにブレーキがないというか、「良い」サービスを作るための投資がケチられないことで全力投球できる良さがありました。
(# 各種数値は特定のプロジェクトをさしたものではなく一般化した数値です)
もちろん、無料ドリンクとか(こないだフローズンも作れる機械がきた)メール一本ですぐに個人的な検証用の社内サーバがもらえるとか「リソース」という面でとても充実しすぎです。
一般的な大企業であるデメリットも多少あります。よく言われるスピードが遅いとか、煩雑な手続きとか、ルールが多すぎるとか。でもサイバーに限って言うとこれらはさほど無いように思います。社長が最速最速と口酸っぱくいってるせいでしょうかね。社員3人のベンチャーほどの自由度はないかもしれませんが、50名程度の組織化してきたベンチャーよりは自由度は担保されていると思います。
社員数が多くて社内に知らない人だらけというのと、成果のでないルールや制度は淘汰され、新たな仕組みが模索されるのでそういう変化に弱い人はちょっと大変かなぁと思ったりはします。あとは、支援してもらうリソースがふんだんな分、目標値もその分高いです。
僕の転職理由が「そろそろスマホ市場も広がってきたし、(組織的な)体力勝負になる部分が増えるなぁ」という思いが結構な割合であったので、その思いと合っててよかったというのが感想です。