引越しを機にテレビを買い換えたのです。自分は殆ど見ないのですが、息子が戦隊物とかよく見るのと値段も下がってたので。
こちら。
ソニー 40V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンLED液晶テレビ(別売USB HDD録画対応)3D BRAVIA KDL-40EX720 ソニー 2011-03-13 by G-Tools |
で、しばらくはタダのテレビとしか使ってなかったのですが、一応いろいろな機能があることを知ってたので、一通りチェックしてみました。使えなかった機能は以下。
- 3D対応(別売りのメガネ買ってないので使えず)
- Skype(カメラマイク別売り・7500円。孫が見たいじじばばは買えって言うかも。)
- Twitter/Facebook アプリキャストの一覧から見つけられなかった。また今度
- 録画(シングルチューナなので本気利用はまず無理みたい。ということでパス)
使えた機能は以下
Youtube
BRAVIAの後ろにLANケーブルをぶっさすだけでとりあえず使えた。フル機能のYoutubeではないので、最大限活用するには、捨て垢をYoutubeに公開状態で作成し、BRAVIAからログインするのが良いみたい。SD画質なのでそんなに綺麗じゃないけど、見れればいいという場合に。
TUTAYA TVなどネットチャンネル
Youtube以外にもいくつか動画サービスがあり、その一つにTSUTAYAの配信サービスがありました。1本4〜500円で48時間ほどレンタルできるようで、高いわ短いわ品揃え悪いわの3重苦でしたが、見たいタイトルがたまたまあったので会員登録して使ってみました。
画質は充分綺麗で、たまに遅延か何かのブロックノイズが出る程度、難点は早送りや巻き戻しが30秒単位くらいでしかできず、1時間あたりからまた見たいという途中で寝ちゃった場合の見直しに不便でした。ひたすら下ボタン連打しました。
アプリキャスト
テレビを見ながら画面右端に出てくるウィジェット的なもの。全般的にフォントが小さすぎて2m離れたソファーからまともに読めるものはありませんでした。てかあのサイズで2m離れた視聴ポイントだと1行に5文字くらいしか無理。
Media Remote
Media Remoteというアプリを入れると同一のネットワーク内に接続するiPhone/AndroidからBRAVIAが操作できます。できるといっても、電源のオンオフはできないとか、TVに映しだされている画面メニューが端末に表示されるのではなく、あくまでリモコンのシミュレータであることなどが少し残念ですが、WiFiが届く範囲ならどこからでも操作できるのは新鮮です。
DLNA(iMediaShare)
これもiPhone/Androidで利用可能なのですが、端末に保存している写真や音楽・動画をBRAVIA出再生することができます。しかもこれに限ってはUIもよく、事前登録などしなくても勝手に検出して、AirPlayのように再生デバイスにBRAVIAを選ぶだけで、テレビ放送が中断しDLNAのコンテンツ再生がWifi経由で始まります。
なので、公園で撮影したばかりの息子の動画をBRAVIAに映すと、母親(=息子の祖母)が喜ぶという図をその場で体験しました。これに関しては、SonyとAppleとiMediaShareという違うベンダーが組み合わさってもここまでシームレスにできるのが素晴らしいですね。また、TEDやCNNなどの動画サイトをスルーパスして再生させることもできます。
まとめ
今時のテレビすごい。これだけ高機能で40型のテレビが5万円切るくらいってのがすごい。この安さの影に1万人リストラがあると思うと切ないですね。あとはせっかくの高機能なのにUX設計が残念な感じが随所に見受けられました。家電リテラシーが超高くないとつかえない。
Sonyのテレビ開発部門だけで解決できない問題はあると思うんですが、SonyだからこそAppleみたいな垂直統合で、XperiaもPS3も映画配信もすべてシンプルなUIでつながれば、ぶっちぎれるとおもうんだけどなぁ。
- ネットチャンネル:iTunes Store
- アプリキャスト:App Store
- Xperia:iPhone
それぞれ似たようなものは搭載してるんだけど、どれもシームレスじゃないというか、いろんなもコンテンツをかき集めてとりあえず突っ込んでみましたという感じ。
その中でもDLNAだけはゼロコンフィギュレーション&マルチベンダーでサクサクつながったので、今後の可能性を感じました。
というわけでGW明けの変な時間に目が覚めてしまったレポートでした。