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転職活動を経験して感じたこと

 前々回の転職活動は、右も左も分からない他業種への転職で、エージェントも使わずに最初に内定をもらった会社に就職という流れだったのですが、今回CAに移るにあたり転職エージェントにもお世話になったり、どことは言わないですが複数の企業を同時に受けてかなり勉強になったので、今度自分が面談する側になるにあたり思い出しながら書いてみます。
※あくまで面接を受ける側の立場からの回想です。

転職エージェントを利用したこと

 転職エージェントを利用したことはとても良かったと思います。登録面談だけも含めると5社、そのうち2社利用しましたが、エンジニア専門のエージェントだと担当者の方が最低限の知識を持ってくれるので、話も弾んで自分の課題や挑戦したいことがうまく言語化出来るような気がしました。

面接フィードバックの速度

 どことは書きませんが、おそろしく面談の返答が早い会社がありました。翌営業日に1社、翌々営業日に1社、5営業日後に1社という開きが出たこともありました。色々聞いてみるとその期間何をしているかというと「どの部署のどの役割だとこの人がフィットするのだろうか」ということを相談しているようです。なので後述する「役割」がはっきりしている応募だと基本的にレスポンスは早いです。

面接は能力チェックもあるけど、役割決めもある

 新卒と違い、即戦力を採用するであろう中途採用は数ある募集職種の中で、この人に来ていただくならどこに入ってもらうのが応募者の方のキャリアになりかつ会社の成果にも結びつくんだろうというあたりを、お互いネゴする場だったように思います。自分の場合は、コードもかけなくはないけど現役というほどでもなく、最後の1年はスマホのアドバイザーみたいな役割だったので、なんでも屋さんみたいな職種でなかなか決まりませんでした。

同じ用語でも微妙に会社ごとに違う

 僕は前職で「チーフエバンジェリスト」を名乗っていたのですが(チーフだけど部下はいない)そんなややこしい呼称でなくとも、会社ごとに結構役割が違ったりします。受託系の会社だと「プロデューサ」という職種がいなくて、開発系だと「プロジェクトリーダ」が現場を取り仕切り、クリエイター系だと「ディレクター」が取り仕切る場合が多いと思います。

 ぼくは、「アドバイザー」「コンサル」みたいな言葉だったり「マーケティングサポート」みたいな横文字を並べ立てている胡散臭い感じだったので、そのイメージや業務内容を面接を担当される企業の方とすり合わせるのが一番苦労しました。あやうく某社でSAP向けコンサル職になってしまうところでした。家にゲーム機がないくらいゲームに興味なかったのに。

まとめ

 転職活動は自分のキャリアを見直すいい機会だと思うし、結果的に転職に至らなくても、いろいろな外部の会社の人と仕事の話を延々とするのはとても刺激になると思いますので、気軽に話せる転職エージェントを何社か持っておくのはいいことだと思いました。