あけましておめでとうございます。めっきりソーシャルもブログも頻度が減った2014年でしたがその分お仕事もプライベートも頑張れたような気がしました。
昨年の大きな出来事
- 異動しました
- 通信制の大学院に入学しました
- アプリをリリースしました
- 子供の受験で苦難に直面しました
- 客先常駐しました
やはりですね、人間何かを変えるには頑張るぞという意思ではなく行動を変えるしかないということを実感しました。自分の意志にかかわらず生活が一変してしまったので、その変化を前向きに捉えてうまく自分の成長に繋げたいと思います。
■異動からの大学院入学
自分ではあまり異動先の候補に入れていなかった広告代理店部門に異動しました。ぶっちゃけ年明け〜2月頃はだいぶやさぐれてて、異動担当の人事ともうまく調整できず転職エージェントにお世話になろうかくらいまでなってたのですが、ご縁でいまのボスに拾ってもらいました。
結果としては、非常に(今のところ)良いお仕事ができており、今のポジションがとても楽しいです。そのへんのいきさつは昨年末DevLove甲子園にて発表させていただきました。
そして、時期同じくして通信制の大学院へと入学しました。ビジネス・ブレークスルーという、元マッキンゼー日本支社長の大前研一さんがやってるところで、動画を講義の取得数にもよりますが週に5〜10時間ほど見て、掲示板にその内容に関するディスカッションをクラスメートと共に行うスタイルです。
MBAホルダーになりたいというわけではないのですが、30代のキャリアを考えた時に、自分が技術を学んできたくらいの時間をかけてビジネスも学ぶべきだと思い、体系建てて学べるビジネススクールに入ろうと思いました。
授業というか講義動画自体は、何年かまえの動画だったり(ネットの世界と違いビジネススクールなのでふつうに教科書が数十年前とかある)して、それ自体には学費に見合った満足感は足りないのですが、様々な業種からあつまるクラスメイトとのディスカッションは他では得難いと感じています。
やはりすべてのコンテンツは無料に向かう圧力にさらされているので、動画ではなく現役ビジネスマン(主に卒業生)が担当するティーチアシスタントを交えたディスカッションや交流こそが費用を投下する価値があるんだなと1年近くやってみて感じました。
なお、お値段130万 × 2年ほど(のんびりやる場合は年+10万円で留年可)なのでぜひ皆入るといいですよ。US140026の川畑の紹介だといえばAma券が相互にもらえます。が、学費負担に対して微々たる額なので入学後の教科書購入費程度ですね!あと教育訓練給付金が、ハードル高いですが最大96万円出るようです。
■息子が受験することになった
もう再来週に迫ってるわけですが、知育系の冊子をちょっとやらしたらとても楽しくやってるので、ママ友のすすめもあり春くらいに「受験させてみる?」と軽い気持ちで始めました。お金ないので私立は併願せず国立大付属一本です。
ところが、この決断が年の後半で家族に危機をもたらします。まぁ大変。軽い気持ちで受験とか考えるの良くない。親が精神的にも肉体的にも金銭的にも疲弊します。
まず親の工数がかなりかかります。6歳児ですから。週1回の塾で往復込み3時間同伴し、そこででた宿題および、苦手分野のテキストを紀伊國屋で買って毎日朝1時間夜1時間ほどこなします。就寝時間を遅らせないことと、友達との遊ぶ時間をできるだけ確保することを目標としたので、タイトなスケジュール管理と家事にまず嫁が体力的に疲弊します。
次に、秋くらいになると、模試が始まりますが、まぁ周りも努力してるので頑張っても偏差値上がらないわけです。自分じゃない人間を頑張らせて成果を出させる、かつ子どもという不安定要素の大きい人間が対象というのは極めてストレスフルです。しかも、幼稚園がお受験校じゃないと周囲にその苦労を共有できる人がいないため、あるいは逆にそんな小さい子に勉強させるなんてと批判を受けることもあります。
そのようなダブルで親が疲弊している中、自分の仕事も正念場だったり、大学院の2年次進級までにやるべきことの締め切りが迫ったり、執筆が度重なる遅延でいいかげん書かないとやばいとなったり、辛い決断をしないといけませんでした。
ただ、それ以降12月〜はやや上手く回り出し、受験をしなければやらなかったであろう学びをたくさんしました。昆虫の足はどうなってるんだろう、じゃがいもは水に浮かぶかな?お正月の門松、しめ縄、お雑煮、おせちをきちんと自分の目で体験させるなど、安易にオススメはしないけど、やってよかったねという感想を持てるまでになりました。ちなみに投下コストは50万円程度で、余裕のあるご家庭はどうも倍〜3倍ほどのようです。
■アプリリース、客先常駐を経て今年に向けて
2014年は遅延している執筆の(今も朝早く起きて書いてる)ネタとしてアプリをリリースしました。一部で炎上騒ぎとなったバイラルメディアをまとめるアプリなのですが、自身はバズらず上手く行きませんでした。ただ、アプリも個人作家ならではの戦略がいくつかのインタビューで見えてきたので、本に書くとともに出版後は実践してみようと思います。
また本業の面ではお客様内のWebシステムリニューアルを受注し、自分が前職でやった規模の倍くらいなんですが、システム屋としてではなくもう一枚上のレイヤーとして経営層とも話しながら進めるという非常に面白い常駐案件をやらしてもらってます。
受託開発の知識と、Amebaで学んだ自社サービス運営やCAの人事制度を活かせる面白いかつチャレンジングなプロジェクトを今年はやり切る予定です。
2年ほど前から、30代になったら真摯に仕事を取り組もうということを掲げてきましたが、だんだんできるようになってきました。少なくとも小手先の小銭稼ぎのようなその場しのぎの発言を減らせることが出来たと思いますし、組織にもクラントにも関係者にも貢献できることを念頭に決断するように、徐々にできてきたと思います。
2015年はそれに加え、すこしストイックさも追加していこうと思います。自分は人に優しく、自分に甘くだったので、他人にも自分にも厳しくできることを今年の目標にしたいと思います。英語とか、ダイエットとかもあるし。。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。