実は特に使う予定もなかったので、Amazon EC2はサインアップだけして放置してましたが、何となく使いそうな予定も出てきたので、動かしてみました。コマンドラインが嫌いなので(意図せず使ってしまいましたが)GUIで出来るだけやる方法です。
今日やったこと
文中の横文字ですが、一言で言えばAWS=アマゾン・ウェブサービス EC2=VPSを使えるサービス s3=分散オンラインストレージ cloudkick=クラウドを管理するサービス Elasticfox=FirefoxでAmazonEC2を管理できる拡張 AMI=仮想マシンのテンプレート といったかんじです。
とりあえず起動してみる
EC2を使うに当たって、表題のとおりコマンドラインが好きくないのでw、cloudkickを使う事にしました。
Cloudkickを使ってAmazonのWebサービスEC2をもっと簡単に使おう
EC2以外にも、米国の似たような業者であるslicehostやrackspaceにも対応しているのがいいですね。
cloudkickに登録したら、providersの追加からEC2アカウントを追加します。これはアカウントのキーとシークレットキーを登録するだけでした。
キーのありかは、AWSのWebサイトに行って、右上のYour AccountのプルダウンからSecurity Credentialsを開くと表示されます。
Amazon AWSのアカウントトップ:http://aws.amazon.com/account/
登録が済むと、あとは仮想マシンインスタンスを立ち上げるだけなのですが、なぜかUbuntuしか選べません。たくさんのテンプレートから選べるって聞いたのに!ひとまず調べる時間もないので、Ubuntuを立ち上げます。
cloudkickの「DASHBOARD」メニュー内のサブメニュー launchから、メニューを選んで(選択肢殆どないけど) save すると、数分で起動します。起動したかどうかは「DASHBOARD」の中でIPアドレスも含め確認できます。ためしにブラウザでアクセスしましたが、apacheが入ってないためつながりませんでした。
複数のインスタンスが起動している図
sshの接続
起動したら、すぐにsshがつながります、がこのAMI(マシンのテンプレート)は、どうやらcloudkickが用意したみたいで、sshのキーをWEBからダウンロードしてrootでログインします。「Dashboard」の各行をクリックすると、いろいろな機能のタブがでてくるので、右端のTerminalからダウンロード出来ます。あとはWinの人ならPoderosaなりTeraTermなり。僕はMacなのでTerminalでログインしたら、いけました。ココはコマンドラインですが、マシンの管理目的じゃないのでよしとします。
CentOSを使って見る
とりあえずcloudkickで用意されているUbuntuを起動してみたのですが、Ubuntuには慣れていないのと、Apacheが入ってないのでインストールしようとしたら、apt-getにそんなパッケージはないと言われるし、同様にsynapticもはいらないのであきらめた次第です。
他のOSを使うには、ぱっと見たところcloudkickだけでは出来ないようなので、FirefoxのAmazon拡張使って見ました。
Elasticfox:http://developer.amazonwebservices.com/connect/entry.jspa?externalID=609
こいつをいれると、「ツール」メニューからElasticfoxのページ?みたいな画面を開くことが出来るので、そこのCredentialをクリックして、適当な名前と上記アカウントキーを入力します。事前にメモ帳とかにコピペしておくと便利。
ほいで、よくわからんかったので「EC2 CentOS 5.3」でぐぐってみたら、こちらのサイト→suz-lab - blog: CentOS(5.3)のAMIを作成を見かけたので、使わせていただきました。ElasticfoxのImagesのタブを開いて、suz-labで検索して一番新しそうなのを起動してみました。右クリックでLaunch instance of this AMIを選ぶと無事直ぐに起動して、cloudkickのダッシュボード画面もrefreshしたら同じように表示され管理することが出来ました。
上記を起動する前にやること
すいません、前後しますが、cloudkickでない環境からAMIを起動するには、sshログイン用のキーペアを先に作っておく必要があります。ElasticfoxのKeypareのタブから作って、ダウンロードしておきます。CentOSを起動する際に、そのキーペアが勝手に選ばれてました。
使った状態のイメージをs3に保存する
長くなったので、別でエントリ書くこととします。s3のアカウント登録が終わっていることが前提です。