見本紙とどきました!わくわく。
2年前にFEYNMAN所属の時に書いた「iPhoneアプリで稼ごう」の続編をこのたび執筆しました。前回の本もお陰様で高評価・増刷をいただきましたが、2年経ってもういまさらアイデア勝負の一攫千金という市場でもなくなっているため、より「実務的な」本にしようということで丸山さんと再出発しました。
iPhoneアプリに関わる開発者、デザイナー、プロデューサーなどすべてのひとに自信を持っておすすめしたい1冊です。前回の本をご存じない方のために、本書を一言で表すと「iPhoneアプリのプログラミング以外全部」を企画からマネタイズ、運用まで網羅して解説した本です。
まずは目次です!
CHAPTER 1 イントロダクション
- ヒットするiPhone アプリの作り方・売り方・育て方
- どんなプレーヤーが市場にいるの?
- iTunes BEST OF 2012を検証
CHAPTER 2 情報収集・準備
- iOSアプリを販売するための事前準備
- アカウント管理の徹底解説
- Appleとビジネスする時の心構え
- アプリのライフサイクルを計画しよう
- こんなにたくさんある! 日本語情報ソース
CHAPTER 3 企画・マネタイズ
- 代表的なマネタイズモデル
- こんなアプリならどのモデルを狙う?
- 売れるiPhone アプリの企画を考え出そう
- 企画書を書いてみよう
CHAPTER 4 広告収益
- アプリ内の広告で収益を得よう
- 広告にはどのような種類があるの?
- バナー広告を貼ってみよう
- リッチアドやリワード広告の魅力
- 複数の広告を組み合わせよう
- 個人におすすめの相互広告や付加サービス
CHAPTER 5 課金システム
- 有料アプリより売上の高いアプリ内課金
- App Store における課金の種類について
- 課金の売上を上げるコツ
CHAPTER 6 設計・デザイン
- アプリならではの作業工程を組み立てよう!
- プロトタイピングでコスト・手戻り削減
- ユーザーエクスペリエンス ─iOSの流儀に合わせる
- デザインができない人のコラボレーション
- アプリを世界中でリリースしよう!
- iOS 7が登場、どのように互換性を保つ?
CHAPTER 7 開発・受発注
- 自分で開発する? 誰かに依頼する?
- 外部環境や感性で決まる部分を明確にしよう
- 見積書をマスターして受発注を円滑に進めよう!
- クロスプラットフォームなど様々な目的の開発環境
- Appleの審査リジェクトにも交渉の余地がある!
- Ad HocテストとTestFlightを活用しよう
CHAPTER 8 リリース・プロモーション
- 新規リリースのプロモーション計画
- メディア向けプレスキットの作成!
- App Storeでの掲載やレビューを上手に活用しよう
- ランキングと導線を意識した戦略を立てる
- サポートサイト、ソーシャルで育てよう
- プロモコード・ギフトコードってなんだ?
- 紹介記事を書いてもらうには?
CHAPTER 9 運用・サポート
- KGI / KPIの管理はできていますか?
- 口コミのループをつくりだそう
- プッシュ通知でユーザーを呼び戻そう
- レポーティングツールを活用しよう
- アクセス解析ツールを使った利用者数のチェック
- まずは現状を分析してみよう
- おわりに ─「真にヒットするアプリ」とは
APPENDIX
- iTunes Connectステータス用語
- iPod touchデバイス互換性リスト
- iPhoneデバイス互換性リスト
- iPadデバイス互換性リスト
- iTunes BEST OF 2012無料アプリ総合ランキング
- iTunes BEST OF 2012有料アプリ総合ランキング
- iTunes BEST OF 2012トップセールス総合ランキング
- iPhoneアプリ紹介サイト一覧
具体的なページのイメージは、マイナビ様のFBページにアップされてますので、ご確認くださいませ。読めるレベルの解像度でアップしてますよ〜。
Amazonの前著「iPhoneアプリで稼ごう」のレビュー(と著者からの回答)
類書の中でも詳しく述べられている点が多く、実際に
Developerとしてやっていきたい方には役に立つ情報が多く、自分自身も
参考となる点が多かった。
ありがとうございます!そう言っていただけると苦労して調べあげた甲斐があります;;
ただ一つだけ問題点を挙げるとすれば、この手の本の中でもデザイン性を
重視した作り・構成になっており
そうなのです、今回は開発書とおなじ横書きオンリーの「よくある」レイアウトに変更しました。
こちらでのレビューも高評価のようだし、確かに読むと大変に参考になる。
(中略)
ここに書かれているようなことを実践したからと言って、必ず成功するわけではない。しかし、ここに書かれているような懸命な努力といじくり回し"Tinkering"によって成功はもたらされるのだろう。
ありがとうございます!2012年のレビューですが、すでに厳しい戦いを実感されてますね、、
そして、、
本書に書かれているのは2009年から2010年にかけての成功談で、
2012年現在、もう海外や、ITの専門家からはiPhoneバブルは終わったといわれ、
これからiPhoneバブルがくると騒いでいるのは、怪しいアフィリエイト商材屋だけという現状。
おっしゃるとおりですね。(一部情報商材屋さんが数年前からアプリを推してました。。今は絶滅してるかな?)
このような「もういい加減バブルじゃないよね」という指摘、当然だと思います。
というわけで
AppStoreの市場は成長期から成熟期に差し掛かっていると言えるでしょう。細分化すると色々と見えてくるのですが、ともかくこれだけ様々なプレイヤーが参入している今、「体系化された実務本」というのが1冊くらいあってもよいのでは。ということでビジネス側面から見たiPhoneアプリ本に仕上がりました。
本書を執筆するにあたり、本当にたくさんの方に協力いただきました。書籍としての謝辞は巻頭に掲載いたしましたが、個人的には、まずはじめに毎晩毎晩深夜まで家の子と放ったらかしで執筆に没頭する旦那を支えてくれた妻に感謝します。息子もパパとなかなか遊べない中我慢してくれました。
また道玄坂方面の大切な皆々様をはじめ、宮益坂方面、神泉方面、新宿、八重洲、六本木、汐留etc..書ききれないほどたくさんの人たちと大阪に戻ってからも仲良くしていただき幸せです。大阪に帰ってからも各種勉強会でアプリ業界の方とたくさんお会いできたのもとても楽しかったです。
どうぞみなさま「この本はワシが育てた(ドヤァ」と言っていただいて結構ですw中のエピソードを見て、お楽しみいただければ幸いでございます。
著者 川畑 雄補(@ku_suke)
ご質問はTwitterかgachasan@gmail.comまでお気軽に!