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distimoのマーケットレポート抄訳

Distimoのプレゼン資料が人気出てるので、簡単に訳してみました。

Monetization And Analytics In Appstores - Presentation Transcript

  • モバイルアプリストア
    • デバイスメーカー、OSデベロッパー、キャリア、独立系など様々な運営のマーケットがあります。
  • DistimoはAppStoreを知り尽くしています。
    • 世界中のタイムリーなマーケットデータを収集しています。

さて、どうやってマネタイズしますか?

    • 新しいマネタイズ戦略は収益拡大の鍵になります
  • iPhoneプラットフォーム
    • 4%のアプリケーションがアプリ内課金の機能を備えています。
    • 72%の収益がアプリ内課金から上がっています。
    • (本体有料のみ28%/本体無料+アプリ内課金48%/本体有料+アプリ内課金24%)
    • このアプリ内課金の収益における割合は、昨年の28%から72%に急激に上昇しました。
  • Androidプラットフォーム
    • 2011年3月よりアプリ内課金がAndroidで利用可能になりました
    • トップセールス25位までのアプリのうち68%がアプリ内課金を導入しています。

どのストアに提供しますか?

  • アプリケーション数の順位と成長率
    1. iPhone AppStore (25%)
    2. Android Market (78%)
    3. iPad AppStore (75%)
    4. Nokia ovi store (61%)
    5. BlackBerry App World (104%)
    6. Windows Phone 7 (242%)
  • 成長率を勘案した時の6ヶ月後のアプリ数予測
    1. android
    2. iPhone
    3. iPad
    4. WP7
    5. AppWorld
    6. ovi
  • しかしながら大きさが全てではありません。
    • Androidプラットフォームで5万ダウンロード以上を達成した有料アプリは0.1%です。
      • 100ダウンロード以下が71.9%、100-1000DLが20.7%
  • Androidでは50万ダウンロードを超えたアプリは2つ。しかも全世界で現在までの累計。一方iPhoneでは6つの有料アプリが米国だけで2ヶ月で50万ダウンロードされます。
  • iPhone:WindowsPhone7の市場の差は43:1です。

重要な市場を持つ国はどこですか?

  • 市場は急速に変化しています。
    • iPhoneのAppStoreマーケットのサイズと成長率
    1. 1位 米国(-13%)
    2. 2位 中国(+46%)
    3. 3位 韓国(+18%)
    • 驚異的な成長を遂げる中国では、トップ300のアプリケーションで1日に150万ダウンロードに達します。
  • リージョン単位で見ると、北米市場とヨーロッパ、アジアは概ね同じです。

他のプラットフォームにも提供しますか?

  • トップ無料300におけるダウンロードボリュームの比較
  • トップ有料300におけるダウンロードボリュームの比較
  • トップ300における収益の比較

まとめ

  • 買い切りを見なおして収益化しよう
  • 今日のトップストア市場が明日もトップだとは限らない
  • アジア盛り上がってるよ
  • モバイルコンテンツは別プラットフォームにも展開しよう
  • Distimoをよろしくね。

※Distimoはモバイルアプリのアクセス解析や市場調査を行う会社です。

※誤訳誤字脱字ありましたらお知らせくださいませー