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LED電球より冷陰極管(CCFL)電球の方が良さげな件

 引っ越しを控えて電球を見ていたんですが、LED電球ってあんまり値下がりしていないですよね。蛍光灯型電球でいいかな―と思っていたのですが、以前購入したCCFL電球が普通に使えているので調べてみました。

CCFLは蛍光灯とほぼ同じ原理

CCFLとはCold Cathode Fluorescent Lampの略称で、冷陰極蛍光灯のことです。
CCFLはパソコンモニターや液晶テレビのバックライトとして、産業用では広く普及している実績があります。

CCFLに対し、一般蛍光灯はHCFL (Hot Cathode Fluorescent Lamp)熱陰極蛍光灯に該当します。
CCFLの発光原理はHCFLとほぼ同じですが、放電方式が異なります。
HCFL加熱により電極から電子を放出するのに対し、CCFLは加熱せずに放出します。

CCFLとは|節電エコならLEDよりやさしい光のCCFL蛍光灯・電球 Sole[ソレイ]

よくわからないですが、昔からバックライトに使われてきた光源のようです。最近ではディスプレイのバックライトもLED化が進んでいますが。

白色LEDブルーライトが多い

白色LED電球は、青色LEDに黄色の蛍光体を当てているので、ブルーライトが極端に高いようです。子供の目に心配ですね(うちは電球色だからそんなにまだましだけど、白色LEDのデスクライトも検討していたのでやめました)CCFLはその発行方式から蛍光灯と同じようなブルーライトの少なさが良さそうでした。

 

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From: http://www.einen.jp/ccfl/

演色性というのも高いようです。LEDは蛍光灯/CCFLなどに比べこの演色性が低い(=自然な色が再現されにくい)点もあるようです。

住宅照明に必要な成績 「演色性」とは? [照明・LED] All About

 

光の広がりが広いタイプのLEDは高い

LEDのネックとして、ふつうの天井につける電球として検討した場合、光の広がりが狭い製品が多いです。光がよく広がるタイプもあるのですが、60W相当だとちょっと高い。

Panasonic LED電球 EVERLEDS 一般電球タイプ 全方向タイプ 10.0W (電球色相当) E26口金 電球60W形相当 810 lm LDA10LGZ60Wとかだと、安いもので1500円以上します。かつ、そもそもマイナーなメーカーからあんまり出てないですよね。

消費電力もそんなに変わらない

これも、例えば家で使ってるこれとかだと13Wなので、LEDの10Wと大差ない省エネ性能です。デメリットといえば蛍光灯型電球とおなじで冬場明るくなるまで数分かかるので、玄関などすぐ明るくなって欲しいけど長時間過ごさない場所はLED/白熱電球、リビングなど長時間過ごす場所は蛍光灯型電球/CCFLと使い分けてみようと思います。