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ファンネル分析とやらを勉強したよ

 無料のモバイルアプリアクセス分析サービスFlurryが大改造でファンネル分析などを導入

という素敵なニュースをみてから、やろうやろうと後回しになっていたファンネル分析についてざっと読んでみました。ファンネルってかっこいいですよね。キュベレイ的なアレを想像しますが、直訳すると漏斗という意味です。

ファンネル分析とは

画期的な図で書くとこんな感じです。

Web屋さんでいうとしょっちゅう見かけるので「ああ、これか」と思うかもしれません。入り口ページから目的達成までの各プロセスで、離脱率を把握していけるというものですね。

なので、単純なコンバージョンレートだけではなく、次のような分析が可能です。

  • チュートリアルページを見た人のうち、ステージ1,2を3日以内にクリアできるか?
  • アイテム課金をするユーザは、アプリを使い始めて1時間後、1日後、1週間後のどのタイミングが多いんだろう

これらは、特定のステップを設計しFlurryのファンネル分析ページで設定すればいけるようです。また、アプリをまたいだ計測も設定次第では可能なようです。

うちの会社もそうですが、大手の会社ではこのような分析を専門チームがすごい技術を使って分析し、日々アプリを運用しているのですが、Flurryを使うと無料で解析できるのがいいですね。

解析には24時間かかるようなので、じっくりと週次でデータを追うのによさそうです。

Google Analyticsの場合

 GAの場合ですが、同様の機能はとっくの昔にあります。「目標到達プロセス」というレポートですね。しかし、iOSをはじめとするSDKで計測可能かまだテストできていないので、どこかでテストしようと思います。

Google Analytics SDKの基地の問題として、リファラの取得ができないので、各種ページビューなどで目標到達における順序が不明になりそうな気がします。
Flurryのほうはモバイルアプリに特化しているので、もう少し単純な印象があります(が英語なので、どちらが使いやすいかは人によりますね)

エンジニア出身のプロデューサはスクリプトを組みましょう。

日々のレポーティングを自動化すると良いと思います。GAもFlurryもAPIアクセスが提供されているので、毎朝出勤時間くらいにバッチを起動させて、自分がほしい情報だけメールでレポートさせておき、ちょっときになる数値がでたらサイトを覗きに行くようにしておくと便利ですね。


というわけで、みんなPVだけじゃなくて到達プロセス解析しようぜ!