ku-sukeのブログ

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2023年の雑記ノート

ことしも生存報告の時期がやってまいりましたね。この記事はTwitter代わりに使っているエンジニアと人生 #1 Advent Calendar 2023 16日目の記事を兼ねています。

 

# 家に引きこもっているので旧知の皆さんに会いたいです。

2023年は、サービスがだいぶ伸びてきたので、ほぼフルで稼働していたコンサル業をかなり絞りました。

おもえば2018年の夏に独立した当初はブロックチェーン屋さん、そこからもうちょっと広げて新規事業のコンサルというかレンタルPMをずっとやってきました。

そのなかでドクセル、上位版のGroupfileと飽き性の自分にしては長く続けることができ、おかげさまでほぼノンプロモのままじわじわと売り上げが伸びたので、ついぞ法人はサービスと若干のこっている開発・情シス系のお仕事にしぼり、コンサルは終了しました。必要な場合は個人事業主として受けることにしました。

会社のウェブサイトも更新し、ロゴもゴシックからハンドライティングに変えました。

 

あと、楽しく活用してきた池袋の秘密基地てきなオフィスを解約し、あわせて一緒にサービスを作ってきた友人が近所に家を建てたので、そこの1階の作業場をちょくちょく使っています。みんなおいでよ志木。

blog.ku-suke.jp

 

# 車を買い替えた

車で大阪にいきたい。をかなえるため、クルコンの上限が110kmで東名120km区間が厳しいミニバンから、立体駐車場に入るアウディQ2に乗り換えました。マンションの平置き駐車場は20台待ちなのに立体駐車場は8枠ほど余りがあったので、駐車場まで雨の中歩かずに済みQoLがあがりました。地下からせりあがってくるのはちょっとグッときますね。

 

 

初めての外車で少し戸惑いましたが、めちゃくちゃいいですね。コロナで習慣づいてしまったのですが、都内に仕事に出る時も密を避けて車でいくようになり、現場と現場が離れる時は車にポタ電積んで仕事するのでますます人間とふれあわなくなりました。人が苦手なエンジニア諸氏は車を買うといいと思います。

 

# カナダに息子を送り出しつつ2か月ほど過ごしてきた

Grassi Lakesとかいうめっちゃ青い湖

息子がカルガリーに高校留学するので、ついでにカルガリーに2か月ほど滞在しました。息子は現地のサマーキャンプに行かせたりだったので大半が夫婦で過ごし、レンタカーの大トラブルを潜り抜けた結果メルセデスGLCを激安で借りられて東西南北旅をすることができました。

基本、山か湖か牧草地しかない

車でタイムゾーンをまたぐとナビが自動で時間の変更をしてくれたり、車で国境(アメリカ・モンタナ州)をまたぐとナビが勝手にマイル表記になるといった貴重な経験ができました。

現地のエージェントもホストマザーもいい人で、程よく田舎なカルガリーは治安もよく、産油州なので物価も若干安くてとてもよかったです。ただ車がないと色々厳しいなぁという感じで、息子もこれから氷点下の中通学バスを待つという生活に突入します。

 

我々夫婦は帰国してすぐにバンコクまでTWICEのライブを見に行くという、まるでFIREしたみたいな行動をしているんですがそんなことはなく週7で何らかの仕事をしています。稼ぐぞ。

# サービスの成長と投資

ドクセルは順調に成長し、単純なPVで35万、スライド各ページのPVで700万を超えるようになりました。最近大きいところですと東大松尾研のDL輪読会コンテンツを大量にインポートさせていただきました。

 

Groupfileもエンタープライズ企業から店舗まで様々なお客様にご契約いただくようになり、CSを増強したり、プラットフォーム提供のお話をいただくようになりました。各種講座を販売したいとか、会員制の情報学習サイトをやりたいとかですね。

 

また、スライドつながりでイルシルというAIサービスにシード投資させていただきました。ChatGPTを使ってスライドの構成がサクっと作れるだけでなく、Reactベースでいい感じのスライドエディタを作られていることがいいなって思いました。

elucile.lubis.co.jp

 

MSやGoogleが参入するのに同じことやってどうするの?と思うじゃないですか。でもやっぱグローバルプロダクトって「伝える」目的だと使いにくいんですよね。日本語のフォントサイズの差異も考慮してないし。そういう小回りきかないところで、かつ結構なお値段のするCopilotアドオンを全社員に導入することを躊躇する組織は結構多いと思っています。

ChatGPTをはじめとする生成AIは、人類を本当に変えてしまう技術だと思っていますが、その社会実装においてはビッグテックではない自分たちも何かできることがあると思っています。ドクセルにも少しだけ実装していますが、それ以外にもサービスを仕込んでいるので、まだ出来上がったら遊んでくださいね。

 

そんなこんなで、生活スタイルががらっとかわった1年となりました。厄年なので家族一同健康に気を付けながら、楽しく過ごしたいと思います。家に引きこもっているので、いつでもお声がけくださいね。

池袋に秘密基地てきな部屋を借りて運営してみた振り返り :die_with_zero:

この度、1年半ちょっと借りた作業部屋を解約することになりました。そこは仕事仲間や、Slackコミュニティのエンジニアたちがフラっと集まる、端的に言ってめちゃくちゃエモい場でした。

 

この記事は「なんか、出勤するってわけじゃないんだけど、みんながフラっと集まれる場所あるといいよな~そういうスペース作りたいな~」みたいなことを考えた人のために振り返りを残したいと思います。

何を構築したか

池袋徒歩8分、事務所利用可40平米ちょいの築古物件を賃貸し、快適なネットと椅子とWiFiを敷設して知り合いのフリーランスやSlackコミュニティのメンバーが集まれる場所を作りました。

 

その結果どうだったか

めちゃくちゃ楽しかったです。

なにが、というと難しいし、開始するとき想い描いていた形とはちょっと違ったのですが、とにかくやってよかったな、得難い経験に課金できたなという気持ちです。昨年、DIE WITH ZEROという本が出て界隈で少しはやったのですが*1要はそういうことです。

なお収益性は皆無です。コミュニティの皆さんにそれなりの額をカンパしてもらったり物品を送ってもらいましたが、収益が出るという感じではありません。その辺も下の方にメモしておきます。

 

どういう使い方をしたか

  • 自分及びお知り合いの作業場として
  • コミュニティの皆さんとのオフ会(LT会やパーティ)場所として
  • 地方勢が上京してくるときの仮眠スぺース、拠点に

まず自分自身がとても気に入って作業場にしていました。

ぼくはサラリーマン時代の後半は、複数社ありますが執務スペースの近くにソファエリアなどダラダラできる場所があるオフィスで過ごしていました。でもフリーになって、そもそもオフィスはないし、シェアオフィスなど探してもなかなかそういう(だらけられる場所のある)スペースは見当たりませんでした。

 

パルム(いちご味)+コーヒー+こたつ

 

最近だと.andworkなんかが近いかもしれないけど、当初から↑のコミュニティメンバーのオフ会的な利用もできればいいなと思っていたので、人数ごとにそこそこな額が課金される月額性コワーキングもまたちょっと難しいと思ったんです。

 

つまり

  • ゲストを~10人くらい気兼ねなく呼べる
  • 質の良いイスがドロップインでも使える(意外とこれを満たしてないコワーキングは多い)
  • だらだらできるソファエリアもある
  • 冷蔵庫に炭酸水と、アイスと、なんならアルコールが入っている
  • 時間を気にしなくていい・徹夜で麻雀やってもいい

特に最後の時間に関しては、カーシェアvs車所有のUXの違いで議論したことがあったんですが、やはり使いたいなと思ったタイミングで予約を取り、何時間使うか事前に計画し、終わり時間を気にしながら、それぞれ個人に課金されるという点は体験上劣るなと思ったのです。

低コストで場所を年間で抑えてしまうのが一番だとなんとなく考えて、運営するうえでその仮説は確信に変わりました。

 

みんなにもいいって言ってもらえた

あとはなんか、来た人みんなに「いいね」って言ってもらえました。お世辞でもうれしい。じぶんでつくったWebサービスが褒められたみたいに。

パーティ的なのをしたり

※このビルは全フロア事務所利用で夜間はひとがいない

 

もくもく会に使ってもらったり

 

この場でたくさんのイベントが実施されました。なんだかんだ小さいのも含めると月1くらいではあったのではと思います。地方民が上京時に時間をつぶす場所としても機能しました。



思ってたのと違ったこと

もちろん思い通りじゃなかったこともあります。一番は稼働率で、おそらく最長で1か月ちょい僕含め誰も訪れない時期があったり(週1の清掃はお願いし続けていた)、多少もったいないなと思うこともありました。

 

とくに僕自身がこのオフィスを借りる4か月前に引っ越しており、快適な(ベッドから徒歩2歩の)仕事机があるせいで、思ったよりいかなかったなというのは誤算でした。

 

あと、練馬や志木に住んでいる(た)僕は池袋=東京の中心地のひとつだと思っていたのですが、横浜民や千葉民からは結構遠かったのです。東京は思ったより広いな~。誰かにとって近いオフィスは誰かにとって遠い、そんな当たり前のことを思い知りました。山手線は大阪環状線の倍くらいあるんやで。

 

 

不特定多数に貸し出せばもうちょっと稼働したかもですが、大家さんとの約束で知ってるエンジニアしか呼ばないんでってのもあり(そもそも知らない人に貸すには無防備すぎる)これはバランスですね。

 

1年前といえばコロナの緊急事態宣言が出たりひっこんだりしたのも影響がありました。上の集まった写真はそれぞれ蔓延が落ち着いたタイミングで、しかもこのオフィスは古くてすきま風が差し込み、換気扇が3か所に備えられ窓も3面あるという超換気のいいある意味時代に合った部屋でしたが、それでも個々人の家庭環境やリスクに対する考え方はあったかなと思います。

 

そもそも「作る」ってのが楽しいんだよ

ここまで読んで、なんか場所借りたんだねふーんくらいに思ったかもしれません。でも大事なのはそこじゃないんです。「場を作る」過程をみんなで楽しめることなんです!個人開発勢だってそうでしょ?なんかめっちゃ盛り上がって作ってる最中が一番楽しいみたいな(そして満足して次をまた作り始める)

 

まず物件を選ぶところから盛り上がる

 

次に部屋が決まったらどうするかを楽しめる。古い部屋は30Aから増設できないから注意な。

※結局エアコン2台を同時に暖房使うとブレーカーが落ちるという素敵な部屋でした。

いろんな人にいっぱい贈ってもらったり。「これは僕に贈るんじゃないですよ、『秘密基地はワイが育てた』ってオーナーシップを感じてもらいたいんです」って言って回ってました。

届いた荷物をみんなで開梱したり(時給の高いMacBookより重いものを持てないエンジニアたちを酷使する)

 

だんだんできていく様を楽しめる


和室にウッドカーペットを敷いてフローリング調にしたり。

旅行のおみやげをなぜかここに持ってくる皆さん

そうして、家具やガジェットが追加され、ボドゲが置かれ、麻雀セットが置かれ、場が育っていったのでした。

 

まとめ

(ホワイトボードに書いてもらったお別れの絵。エモい)

  • 良い椅子とWiFiとダラダラできる場所が同居する環境最高
  • コミュニティのみんなと場を作るの楽しすぎる
  • 都度借りるんじゃなく、いつでも寄れる場所があるというのはいい

つまり、めちゃくちゃ楽しい1年半でした。この経験を生かしてまたなんかやってみたいなと思いました。

 

 

 

 

お金周り

ここから先は500円です。クリエイターを応援しよう!

 

まちがった。ここははてなだった。はてぶをお願いします。

 

 

だいたい初期費用で60万円くらい、1年半の家賃や家事代行、光熱費含めて240万くらい、合計300万+税、。利用費用に関しては途中から原則無料、儲かっている皆さんは段階制で一定の金額を払ってもらうことにして、イベントや利用を通じて合計40万円~カンパいただきました。また上でも書きましたが家具家電、消耗品とかをたくさん譲ってもらいました。

 

ある程度大きな金額に見えますが、東京で事務所利用可で山手線から駅徒歩8分で40平米ちょいでこれくらいの値段に落ち着いたのはすげー安いですね。

ついでにオフィス系や地方DX文脈で、IT系の人が集まれる場所を作りたいみたいな相談をうけることがたまにあるんですが、ここの話をすると非常に盛り上がります。そういう意味でもなかなかできない経験を得られました。

 

なおこの原資は3年ほど前に某所で仕込んだマイニング機器から上がってくる収益だったのですが、ETH2.0移行に伴いマイニング市場がお通夜になってしまったのであわせてオフィスも解約と相成りました。いいお金の使い方だった!

 

というわけで、法人を運営していて、利益が年間200-300くらい余分にでそうだな~とおもったスモールビジネスの皆さん。雑な部屋を借りるとめちゃくちゃ楽しいです。ぜひトライしましょう!

 

あと若干資材の引き取りて(机や会議スツール)が足りてないので、この機会にやってみたい!という方は2月中旬までにお声がけください。それ以降はジモティで処分してしまいます。

*1:まだ積んでて読んでない

2022年の雑記ノート(息子を来年カナダに送り出す・他)

早いものでめっきりブログを書かなく、Twitterもあまり書かないうちに1年がたってしまいました。本エントリは僕にとって(ガラの悪い話を世間を気にせず書ける)Twitterとして使っているエンジニアと人生コミュニティ の2つめのAdvent Calendar 2022のエントリを兼ねています。前日はmasa09さんでした

おまえだれ?:元エンジニア崩れでいまは新規事業DXコンサルとかプロダクトづくりをやっているおじさん。Twitterアカウントはこちら。

twitter.com

 

今年の振り返り1 資金調達活動に携わった

現在自分は2つの会社の代表をしているのですが、そのうち自分のメイン資本じゃない方の会社で資金調達活動に携わりました。といってもいろいろあり今年はクローズしませんでした。引き続きオーナーさんの個人資金とサービスの売り上げで運営されています。しかしながら、非常に勉強になったことも多くありました。基礎中の基礎もわからなかったので

  • VCとCVCの違い
  • 得意なステージ、いま注力しているジャンルなどがある
  • ファンドの償還期限という概念
  • シリーズXXの大体の規模感
  • 初回お打ち合わせから着金までの日程感
  • 意思決定プロセス(投資委員会とか)
  • 最初に話した担当者が基本的に担当する
  • 株式市場が冷えてることに対する影響

みたいなことを肌で感じました。あとだいたい、プレAくらいのフェーズだったのですが、数字が固まってきたらまたお話ししましょうって言われることが多く、そういう感じか~と思いました。引き続きバーンレートを抑えてプロダクトを磨いていってます。

 

今年の振り返り2 ドクセルがめっちゃ伸びた

3月に某スライドシェアが閲覧制限を開始したことで、多くのパブリッシャーの方が運営サービスのドクセルに移っていただけました。そのおかげで昨年末2000枚くらいのスライドだったのが、おそらく年内1万枚に届きそうな勢いとなっています。1年で5倍成長しました。

5月頃には法人向け上位サービスのGroupfileというサービスをリリースし、こちらもめちゃくちゃ大きな企業に使っていただけています。2つ合わせて人件費を除くと(?)単月黒字化も達成したので、非エンジニア職のメンバーを初めて迎え入れてヘルプの拡充やリンクの整備など、本格的に伸ばし始めています。

みんなドクセルつかってね!もちろん無料!広告なし!リンククリックできる!日本語フォント変にならない!差し替えできる!新しいスライド共有サービスです。

www.docswell.com

あと個人開発者とかドクセルのエンジニア属性のユーザ、小規模なPdM向けに、サービスづくりで考えていることをアウトプットするnoteも書いています。

note.com

 

今年の振り返り3 ハワイ旅行からの息子留学を決意

ことしは数年ぶりに海外旅行にいきました。円安の中、2週間弱ハワイに行ってきました。ハワイは初めてでしたがめちゃくちゃ楽しかったです。ゴキゲンな気候にゴキゲンな人たちがいるだけで、こんなに楽しい気持ちになるのかと思いました。

ゴキゲンでした

ハワイにはリクルート時代お世話になった人が住んでいて、仕事の話しに会いましょうよ~ということでしゃべったのですが、結局夫婦でアラモアナを案内してもらったり、その後子供たち(一人は同い年)と家族ぐるみでアルティメット(フリスビー)やったりと何度も遊びました。

そのおじさんに煽られた刺激を受けたのも多少はあるのですが、同い年の海外で暮らす子と話したり、高校大学の進路のことを考えるようになり、結論から言うといま中2の息子が来年からカナダに高校留学することになりました。

我が家は海外生活には比較的前向きでしたが、去年中高一貫校に入学して、なんならそこそこ頑張ってれば大学までストレートという環境の中、わずか1年半で飛び出す決意をしてしまいました。

ハワイと40度くらい温度差ありそう。※出典は記事下

詳細は省きますが、家族で対話し、山ほどエージェントに電話したり、Youtubeや本を見まくってアタリをつけて、価格的にも手ごろで教育環境の良いカルガリーに決定しました。学校も本人が選びました。

調べながらコミュニティのSlackでつぶやいていたんですが、こういう時に「エンジニアという似た属性の人が集まってて人生関連の話ができるネットコミュニティ」に精神的に助けられた気がします。

 

今年の振り返り4 技術書典に久しぶりに出展し受賞

ふとおもいたって、「セキュリティチェックシートの薄い本」という本を3人で書いて出しました。結果、エポックメイキング賞を受賞することができました。みんなで業を背負っていこうな!!というたぐいの本になります。

ブース看板もいいかんじに負の感情を喚起しました

techbookfest.org

 

というわけで、今年はわりと人生が動き出した感のある一年でした、ただ、まだ何も結果としては出ていないので、ハードコアに働いていこうと思います。

それでは、よい年をお過ごしください。

引用:カルガリー画像

Outdoor Winter Activities in and around Calgary

ahamoのesim再発行(持ち込み機種変更)がショップ含め大変だったのでメモ

タイトルでだいたい言い尽くした。今年は海外に行くことがあって、IIJmioからついにahamoに乗り換えたのですが、今回機種変更するときに大変困ったのでメモを残します。

 

オンラインでesimユーザは機種変更できない

 

esimはほとんどの場合機種のEIDみたいな長いコードと紐づいているため、一般的には会員サイトなどで新しいスマホのEIDを入力して再発行・・というのが通常のフローです。

 

しかし

 

ドコモ系列(ahamo含む)のesim再発行機能は2021年10月から臨時メンテ中となっています。この記事は2022年8月中旬に書いているので、もう1年近く止まってます。臨時で。

ahamo.com

 

そしてどうすればいいかというと、docomoショップに行ってくれとの案内。docomoショップはもうずっとオンラインで店舗予約制をとっているので、予約しようとすると・・・

 

ahamo関連は有料3300円です! の表示

いやいやahamoから案内されたんだけど・・・

 

この調子だとショップ側でも対応が分からない可能性あるなと思い、念のためにショップに電話、窓口の人に確認すると

 

「あ、さようでございますか、、、ahamo側からそのような案内が、、ちょっと確認して折り返します」

 

とやっぱり周知されていない模様。折り返した結果(サポセンの人がahamoのチャットサポートで聞いたらしいw)問題なく店頭で受け付けますとのことだったけど、怪しいので「店頭担当者に引継ぎしてもらえますか?この調子だと同じく対応が分からないといったことが起きるかもなので・・」とお願いして店頭担当者に引き継いでもらいました。

 

店頭ではスムーズ、だけど最後の罠

 

引継ぎのおかげで、店頭では非常にスムーズで予約時間すぐに対応して、身分証など確認の上あたらしいEDIで登録が完了しました。

 

が、「こちらでおわりです」と言われたものの、旧機種の通信は切れているが新機種の通信は入らない状態。そりゃそうだよプロファイルダウンロードしてないんだし。

 

「すみませんたしかこれ設定からQRコード読ませると思うのですが、QRありますか?」

 

ときいても

 

「いや、特にそのようなものはないので端末再起動していただければつながるかと・・」

 

と言われてしまいました。結論からいうとこれは間違いで、ahamoの開通ページを(旧端末など別の画面で)開きそこのQRコードを新端末で読ませる必要がありました。

ここの↓STEP2でiPhone/スマートフォンをさらに開く

ahamo.com

 

もうahamoのことはショップ店員さんは何も知らないはずという期待値だったのでなにも感じませんでしたが、相当リテラシーがないとesimユーザがahamoで自前の機種に機種変更するのは難しいと感じました。

 

まとめ

 

まとめると、ahamoでesimユーザが端末持ち込みで機種変更するには

  • お近くのドコモショップに電話し、ショップの理解度をチェック
  • その場でわかってる人に予約を取ってもらう
  • 店頭に行って手続きしてもらう(新旧端末・身分証)
  • 終わったら旧端末でahamoのこのページを開き、QRを読ませる

というステップとなります。たくさんトラップがありますが、軽く検索するとどうしても上位に間違った情報や持ち込みじゃない機種変更の話が多かったので、ブログにメモることにしました。

しかし1年近く臨時メンテナンスって総務省とかから怒られないんですかね。

新機種発売が続く時期ですが、お役に立てれば幸いです。

NFTやらWeb3とやらについて、もっとやれという気持ち

ちかごろWeb3について言及するのがブームだと聞いたので、ぼくも書くぞ!!

 

# どんどんバブって遊んだらいい

ぼくのスタンスは一言でいうとこれだ。OpenSeaもMetaMaskも中央集権的な仕組みで構築されているし、詐欺プロジェクトは多いし、詐欺する気のない善良なプロジェクトでもロードマップ通りいかないと詐欺呼ばわりされることもある。ガス代は高いし、地球にやさしくないし。だからなんだというのだ。

 

 

増島先生のこのツイートを見て、ぼくもマイニング工場の陰から声を上げようと思ったわけだ。

 

## イノベーションはおもちゃから生まれる

 

インターネットだって、VRだって、IoTだって、最初はクオリティが低く、物好きたちのおもちゃでしかなかったはずだ。でもそこに産業での活用を見出す人が現れ、投資資金を引っ張って頑張って、もりあがったらそのうわさを聞きつけて変な人がたくさん押しかけて、そうやってイノベーションは産業化していったんじゃないだろうか。

 

非中央集権なんてほとんどの人たちにとっては苦痛でしかないが、それがあることで世の中が前に進むと思うんだ。バブルでもいい、僕は新規事業を何度も作ってきたからよくわかる。失敗を重ねるごとにノウハウだったり部品みたいなものが世界に蓄積されていくんだ。

 

それは単にDAOみたいな概念や、セカンドレイヤーとか新しいプロトコルの技術的ブレイクスルーが投資マネーによって技術者が押し寄せて開発が進むって流れがまず思いつくんだけど、それだけに限らない。

 

ぼくが某フィナンシェというサービス立ち上げでお手伝いしたころ、金融庁の皆さんも法律家の皆さんも、ごく限られた方しかまともに込み入った議論ができなかったと思う。

でもこれだけNFTやWeb3が流行ってくると、「この事業はカストディに該当するか?」みたいな用語が通じる実務家の人も増えていく。

 

そういうパーツ、人々に蓄積された知識、受け入れ準備ができた状態がきて、そこにブレイクスルーが起きると初めて社会実装ができるんだと思う。だから、いまを見て小銭稼ぎをするんじゃなくて、皆が余裕資金のなかでおもちゃを楽しんだらいいと思う。

 

一昔前のICOだって詐欺が横行するから、資金をロックするみたいなことをブロックチェーンで実装するアイデアなんかが生まれたりもしたし、個人的には「アカウント」の単位が人間でもなくメールアドレスでもなく秘密鍵であることに何か面白い未来が生まれるんじゃないかと思っている。

 

だから、詐欺にあうことも含めてこのお祭りを楽しんだもの勝ちだなと思ってる。みんなもっとやろう。OpenSeaに出品して全然売れないと嘆こう、ニーモニックコードを忘れてSelf Goxしよう。専門略語をいきなりつぶやいてイキリオタクになろう。本質的にどうとか言ってるおじさんも、lineグループに誘導してくるやつも無視しよう。オモチャは楽しんだもの勝ちなんだから。

 

※本記事はリスクを理解したうえで技術的、社会学的な探求に関する個人的な感想を述べたもので、特定のプロジェクトや投資商品の購入を進めるものではありません。あくまで投資としてではなくゲームセンターのようにお小遣いの範囲内で楽しんでみるという話をしております。

※僕はいま特にWeb3にもNFTプロジェクトにもかかわっていませんw

2021年の雑記ノート

仕事を収めて、これで年末年始しっかり働けるぞと思い?1年を振り返ることにしました。普段はガラの悪いSlack*1に引きこもっているので、めっきりパブリックに投稿しなくなりました。

# 受験が終わり、埼玉に引っ越した

長い闘いを経て、受験が終わりました。だいたい2月の勝者の通りで、じゃぶじゃぶ課金しました。そして子供の進学先に合わせて、埼玉に引っ越しました。石神井公園も自然があふれていてとてもよかったのですが、新しく志木駅に着地したところ、自然もチャリ5分でたくさんあるし、徒歩2分の駅前にはありとあらゆるチェーン店とマルイとがそろっており、その割に東京より人が密集しておらずでとても満足しています。埼玉はいいぞ。

去年車を買ったのも良くて、気分転換に秩父や川越まで足を運んでワーケーションみたいなこともサクっとできますしね。

# エンタメ作品を見るようになった

受験が終わって、配信作品を見るようになりました。鬼滅の刃進撃の巨人エヴァ劇場版、攻殻機動隊、転スラ、東京リベンジャーズ、呪術廻戦、バイオレットエヴァーガーデンなどなど。ドラマも家族で昔のをみたり。最近は花より男子シリーズを見ています。

もともと仕事一筋でアニメもマンガも20年ほどろくに見なかったんですが、徐々に人間性を取り戻している気がします。ここ20年間の名作を教えてください。マンガもとりあえずBOOX Nova Airを買ったのでジャンプ+を読んでいます。

 

# 池袋に秘密基地(オフィス)を借りた

おかげさまで仕事が順調で、節税目的で作った自社も法人税所得税の2重払い状態になって当初の目的からはずれて(?)健全に経営しているのですが、遊びが足りないということでこのコロナ真っ最中で部屋を借りました。池袋徒歩8分の雑居ビル(バランス釜の風呂付)にSesameをつけて、自社のエンジニアやフリーランスたちに作業場として開放しています。

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各所からイス・机・冷蔵庫・テレビ・ソファベッド・コタツなど寄贈いただきました。僕は週1くらいしか行ってないのですがお知り合いの方はお声がけください。都内に出るとき時間つぶしにちょっと作業していくとかも便利ですよ。炭酸水と酒とコーヒーとパルムは常備しています。

 

一方で昨年構築したモバイルカーオフィスは縮小して、電源とミニ机1個の構成まで減らしました。やはり人を後ろに乗せるときに「乗り降りしづらい」「机と浮いてるディスプレイが圧迫感ある」など快適性を損ねているのと、結局本人もトイレ問題があり打ち合わせの合間に1~2時間程度充電しながら使うというスタイルに落ち着いたためです(この用途では最高に便利)

 

# お仕事は大きく方向転換した

もともとDXコンサル(おもに金融など大手企業)をやってたのですが、フェーズが移り変わり後方支援を頑張っています。これはどこかでまとめたいのですが、大企業のDX推進(主に新規事業側)は「まずやってみる」「ITの血を入れる」「文化やルールのギャップを埋める」といったことを泥臭くやっていくしかないんだな。と思いました。

 

いまは新規事業部門にいる人たちが自由に開発環境やSaaSを使える、出島のような構築をIT・ルール整備面で支援することがメインになりました。

 

それと並行して2つのサービスを伸ばしました。

ひとつはオンラインオフィスのmycrewというサービスにJOINしました。昨年末にエンジニアを誘ったところ「逆にプロジェクトやばいのできてください」といわれ、レンタルPdMとして夜間と休日だけ手伝っていたのですが、1年たって大きく成長し、気がついたら代表になっていました。

もうひとつは自分の会社名義でやってるドクセルというスライド共有サービスで、こっちはもともと個人開発で趣味的にやっていたのですが、なんかうまくできたので法人名義で運営しています。といってもほかの仕事が忙しいのでスキマ時間だったりほかのエンジニアにお願いしたりしてですが、こちらもたくさんの方に利用いただいてます。

 

仕事のポートフォリオというと大げさですが、いろいろなお仕事にチャレンジさせていただくことができました。もう30代も終わりに近づいてしまったのですが、来年もたくさん仕事してたくさん楽しいことをしたいと思います(語彙力)

 

*1:コミュニティ自体のガラは悪くありません。僕のtimesの問題

ViewSonicのAndroid入りプロジェクターM1+G2を買ってみた

ViewSonicの天井投影可能なモバイルプロジェクターM1+_G2を買ってみた。変わった機種名なのは、M1という機種がもともとあり、そこにAndroidWiFi対応を載せたM1+があり、それの第二世代ということのようです。同じAndroid入りプロジェクターの中では、価格、デザイン、明るさのバランスが良いと感じ購入しました。

 

ひとまず開封とソフトウエアについてレビューします。

 

kakaku.com

 

開封・本体サイズ

黒い質感の良い箱に入っています。


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 開封したところ。不織布ケースがついています。サイズ感は厚手の手帳サイズ、あるいは小さなお弁当箱サイズといったところでしょうか(隣にあるのはiPhone SE)。丸みを帯びており非常に持ちやすいです。


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 裏面には3脚用のねじ穴があります。ちゃんと技適マークもあるあたりが安心してレビューできます。

 

早速投影してみます。ひるまで遮光カーテンを閉めた部屋では十分な明るさがあります。WiFiに接続するとファームアップデートが2回走りました。1.0.5になりました。 


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 そこからいろいろ試したのですが、取り忘れました。Huluアプリでデバイス情報をみたところ。Android 6.0 Marshmallow(MRA58K)で、CPUはarmv8でした。


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APKの導入は可能だがGoogle系はおそらく不可

これのせいで5回くらい工場出荷時にリセットしているのですが、Google Play Storeの導入は難しそうです。谷歌安装器を使ってもGoogle サービスフレームワークが無限終了ループで操作できなくなってしまいます。

 

その結果、動作可能な主な動画アプリは以下の通り

- Netflix(最新のバージョン7系でなく4系)

- Amazon Prime video(おそらく最新)

- Smart YoutubeOSSYoutubeアプリハック)

- Abema / ニコニコ

 

日本版HuluはAPKを拾ってきてインストール可能なものの、動画が再生できず。Google 開発者サービスに依存した何かを使っている模様(これをインストールするとHuluもつられてアプリが終了する)

Androidが6.0なのに加え、Google開発者サービス・サービスフレームワークが動作しないのはなかなか厳しそうですね。

 

WiFiミラーリングは安定・iPadは相性悪い

Android部分は無視して、WiFiミラーリングを試してみました。当初iPad Proから試していたのですが、画角の相性が悪いのか、WiFi/HDMIともに安定しませんでした。iPhone SE / Pixel 4からは安定してミラーリングすることができ、1時間程度動画を再生しても、突然終了するようなことはありませんでした。

 

その他、電池の持ちは十分、音質もサイズからするとharman kardonだけあって及第点、bluetoothスピーカーにもつながります。ファンはそれなりに聞こえるがプロジェクターなのでこんなもんという感じでした。

 

バッテリーの持ちも2時間前後のかんじで、長めの映画だとエコモードにしないと厳しいかな、という印象でした。USB-Cから充電はできるのですが、30W以上が必要かつ、どうも充電速度が遅いようなので引き続き検証してみます。

 

USB端子は1つなので、APK操作を行う場合は、マウスキーボードが一つのドングルで操作できるものを用意しておくと便利でしょう。試していませんがおそらくBTキーボードマウスも使えると思います。 

 

天井や壁に向けるときに、いままでのモバイルプロジェクターだと微妙な角度を調整するのが大変だった点が解消されているので、満足度としては非常に高いと思いますが、変なAndroidガジェット好きな皆様には、以下のような製品の方が向いているかもしれません。

 

www.gearbest.com

www.aliexpress.com