卒業式でてきました。めっちゃおもろかった。いろいろと聞かれることもあるので友人向けのFAQとしてまとめようと思います。
# たのしかった、そつぎょうしきー
カルガリーの公立高校に3年間通わせたのですが、海外の高校の卒業式おもしろかったです。まず1か月授業を残して実施され、卒業式+パーティの二部構成でした。
式は市内のホールで行われ、卒業生ざっと1学年400人強とその保護者が集いました。車社会なので駐車場が渋滞しました。高校なんですがガウンとアカデミックキャップ(四角い帽子)をかぶっての実施で面白かったです。先生や関係者のスピーチ内容は英語力的に全部は聞き取れなかったけど大体日本と同じでしたw
そして、驚いたのが卒業パーティで、普通プロムみたいな学生の懇親会なんですがカルガリーはちょっと独特で家族参加のものでした。ホテルの宴会場みたいなところに家族1000人くらい集まってビュッフェスタイルで、会場がピンクと緑のスポットライトに照らされて、前半は各種スピーチがあった後DJが音楽を流してクラブスタイルになり子供たちを中心に親も踊りまくってました。パリピか。
そんなこんなで、残り1か月単位を落とさないように頑張って卒業して、大学は市内のカレッジにそのまま進むことになりそうです。
# よくある質問と答え
## 高校留学ってどんな感じ?
おもってたより初見殺しが多い。1年留学はわりと体験的な要素が強いけど、卒業留学に関してはその後の大学進学まである程度見据えてすすまないと、1年生の選択が後々響いてくるので大変です。向こうは日本と違って新卒みたいな概念があんまりないので、その自由すぎる「何年間かけて何をやる」みたいなのの肌感覚がないと設計が面倒。
うちの場合は、9月時点で15歳だったので中学校を1学期で中退して向こうのGrade10(高校1年)に入学させました。人によっては中学卒業後半年間英語をみっちり勉強してから行く人もいますし、早めに行って高校を3年半とか4年通う人もいます。
あと高校が大学みたいなセメスター制&単位制でした。これも不慣れで、大学の入学要綱から逆算して1年次の単位取得をしないといけないんだけど、そもそも本人がやっていけるかもわからない中&15歳でそんな決断ができるわけもなく、って感じでした。
## おかねはどんなかんじ?
円安が厳しくって、いまのレート(1CAD=115JPY)だと3年間で1200~1500万円くらいじゃないでしょうか。僕の支払総額で言うと1000万ちょっとだと思います。ですがお高めの私立+塾に通わせる費用を考えると、そこまででもないです。
バンクーバーやトロントだとさらに1~2割くらい高くなるかも。それでもセレブの皆さんがアメリカやイギリスのボーディングスクールに入れているのを考えると(年間1,000-1,500万円)半額以下で済んでいます。
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項目 |
カルガリー公立 | 日本私立 |
| 授業料 | 年130-160万円 | 年100万円 |
| 雑費 | 年30万円 | 年30万円 |
| 塾 | 年10万円(英語とか) | 年20万円 |
| 住居 | ホームステイ 10か月180万円 |
0円、面積換算で 60万円程度? |
| 交通費+帰省 | 年50万円 | 年10万円 |
| 食費 | 住居費に含む+ 年10万円 |
年20-30万円? |
| エージェント費 | 年10-80万 | 0 |
| 合計 | 約420-510万円 | 約180万円+住居 |
年間で240-330万、月20-30万の追加負担ですね。たっか!しかも経費にできないので手取りからの支出です。子供がいなくなるぶんの住居コストを転居などで抑えることができるなら、月10万円程度の増加で抑えることができるかもしれません。年に2か月帰ってくるけど。
あとコストを抑えるには、親が先に現地で就職して永住権を取ってしまえば、現地人価格で学校に行かせられますので授業料がほぼ不要になります。が難易度高すぎますね。
## こどもを海外に留学させるべき?
うちの場合は本人の性格・意思+コロナ下での学校生活の閉そく感もあったので、なんともいえないです。が、もう一度4年前くらいに戻ったとしても留学を進めていたと思います。
そもそも論として親がどれくらい海外に行ったことがあるか、というのが重要だと思います。よく「グローバル社会でも戦える人材に」みたいなふわっとした状態からスタートすることが多くなると思いますが、そのあたりの解像度を親自身があげていかないと「なぜ留学なのか?」「日本に帰ってくるのか?それはどのタイミング?」みたいなのに親子で話し合うときの軸がぶれてしまいます。もちろん子供が現地に合う合わないが重要ですが。
こども自身にも「海外」を見せておいたほうがいいと思います。うちは留学を意思決定するまでに(激安アジア中心ですが)10回くらいは連れて行っています。食事に関してかなり日本が世界中で特異(うますぎる)という点含め、学習の前に海外で生活できるかとかをつぶしていったほうがいいですね。
## AIをフル活用できる時代
先に書いた初見殺しが多い海外留学ですが、AI時代かなり難易度が下がっています。たとえば最近は大学進学についてやり取りしたんですが、そもそもどういう仕組みになっているのか1ミリもわからない状態から懇切丁寧におしえてくれました。アルバータ州内に進学する場合とそれ以外で事務処理も難易度もかわることとか、マジでわかんないっすからね。
AIがGrokが一番使いました。なんといっても検索力が一番高いです。最新のリファレンスに基づいて答えてほしいので、やたら検索を多用してくれるGrokが最も安心して使えるAIでした。ありがとうイーロン。
先ほどのなぜ海外留学させるべきか?といった壁打ちから、どの国にすべきか?寮かホームステイか?卒業後の進学はどうする?1年留学と卒業留学の違いは?など質問を重ねていき、より深く意思決定できるようにするといいと思います。
後より深い話はご飯の席でやりましょう、そんじゃーね!