3連休のこの速度なら言える。本を書きましたのでお知らせいたします。もろもろの場所で予約が始まりましたらまたお知らせいたしますね。
※画面はハメコミ合成です。
ことのはじまり。
あれは僕もほんの少しだけ噛ませていただいた某書籍が発売になった頃、某所でチャットしていたときに、もう執筆はしんどいみたいになってたわけです。そしたら、@maru5565 が、そんなに嫌がらないで執筆いいよみたいなかんじで編集者の立場からアピールしてきたわけです。
で、ああそういえば、もう技術本かけるほど開発者じゃなくなっちゃったし、企業に行く毎におんなじ説明するのもアレだし、企業向けマニュアル本書きたいなと思ってたわけですよ。
- (担当者が社内プレゼンに使えそうな)iPhoneの市場感
- (経理が聞いてきそうな)アプリの入金タイミングと締め日
みたいな硬い感じのやつ。そこでそれ(温めていた目次案)をなげてみたら、「ちょうどそれ今企画中だったんだよ、やります?」みたいな感じになって、「やりましょう」となりました。ちょうど1年前の夏ぐらいですかね。
納期伸ばしてもらいつつ
ところが本業のほうが絶賛炎上しかかって死ぬほど働いてたので、ちょっと伸ばしてもらいました。「じゃ、WWDC観てから出しましょか」と。本って1冊が長生きするので、できるだけ新しい情報取り込みたかったんです。
布陣も決まりました。各種iPhone本執筆・編集されている丸山さんに、僕、そしてAppBankのToshismこと脇さんです。作り手の立場、コンサルの立場、メディアの立場と、それぞれ微妙に違うことがあって、僕達自身もかなり勉強になりました。
そして春くらいにぼつぼつと目次出したり、イメージつくるために記事を書きだしたんですが、なかなか楽しい目次になりつつも詰め込み過ぎな感じに。しかも普段法人向けのアドバイスをやってる関係で、僕が作る目次は企業むけっぽくなりすぎたので、残りの二人に相談しながらもっと一般の開発者やデザイナ、これからアプリを始める人がサクサク読める本にしようということになりました。
そしてできました
僕はDTPはかじったことしかないのですが、全ページフルカラーで、ほぼほぼフリーレイアウトというのは、かなりしんどいらしいです。なのに僕がのんびりしてたせいで結局印刷所に投げ込むのが<以下自粛>になってしまいましたw
後半はできるだけお手間をかけないようにと、資料の修正は編集しやすい形式にしたり、文字数合わせをするために、出来上がってるインデザインのテンプレに自分で修正した原稿流してみたりと、なかなか新鮮な体験も出来ました。インデザインすごい。これはこれでガラパゴスな感じなんだけど、フォントサイズの単位が「級」とか。アメリカのソフトウエア会社なのにw
自分で言うのもなんだけどすっげー良い本になってきた
と、結構いい出来だと思っています。入れたくても紙面の都合で削除した項目もあるので、たくさん売れて増刷するたびにそいつらもねじ込んでみたいと思います。編集者がやる気で、増刷かかるたびに内容修正するぞとか言うてます。そのまま刷れば追加工数かからないとうのに
ちなみに、ヤバいデータ満載です。某開発者さんの売上生データとか、AppBankのGoogleAnalyticsの集計とか、インタビューもけっこう生々しい話ばっかりで・・・w
お買い求めはお近くの本屋さんで
先日、無事印刷所に出したら、もうアマゾンには出てきました。週明けには他のネットストアにも出てくるようです。出版社の人に聞いたのですが、ネット売上とリアル書店の売上は、結構性格が違うようです。なのでこちらを読まれているようなリア充の皆様は是非お近くの書店で予約してください。
書店は、書店に対して発売前予約が多い本だと、発売したときに平積みといって要するに下段に表紙バーーンといったかんじで陳列してくれるそうです。というわけでぜひ1部署に3冊ずつくらいオフィス近くの書店でご予約をお願いいたします。
- 書名:iPhoneアプリで稼ごう
- 著者:丸山弘詩、川畑雄補、 脇俊済
- ISBN:4839938067
- 出版社:毎日コミュニケーションズ
- 発売予定:2011/7/30
あえてリンクは張りませんw
明日以降、宣伝目的の釣り記事をアップするのでお楽しみに!