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明日の #技術書典6 に新刊3冊!JavaScript、Oculus Go、そしてアジャイルカラダ開発【か18】

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 いよいよ明日は技術書典6ですね!今回FlightBooksからは新刊が3冊でます!それぞれ100部のみの頒布となりますので、気になる本があればぜひ【か18】までお越しくださいませ!

新刊1 JavaScriptで徹底的に遊ぶ本 by まさとらん

JavaScriptの基本的な学習を終了した人
・初心者から中級者にステップアップしたい人
JavaScriptでいろいろ作ってみたい人
・とにかくJavaScriptが好きな人

本書は上記のような人にオススメできる「作って勉強する」スタイルの本になります。
とにかくJavaScriptの勉強と言えば、フレームワーク論争やWebpack・BabelなどのNode.js環境の話になりがちなのですが、そうではなくて純粋にJavaScriptを使って「何かを作る」ということに重点を置いた本です。
本書を読むことで、3Dマップやグラフ・チャート、ゲーム、音楽、ブログ、ボット…など、さまざまなジャンルのコンテンツをJavaScriptライブラリなどを駆使して誰でも開発できるようになります。

というわけで、とにかくJavaScriptを使って、いろんなものを作り出してみるという本です。個人的に面白かったのが、3章の立体視画像を作ろう!というやつです。こんなのもJavaScriptだけで作れるんですね(笑)

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後半の章では勉強の過程を動画で記録できるサービスの紹介や3Dゲームなど、プログラミング初心者でもいろいろ動かして楽しめる内容が盛りだくさんです!

 

新刊2 Oculus GoのVR Shooting Gameアプリを作ろう!by keijipoon

Unityを使って個人でもゲームを作れるようになりました。これからは、3DやVR/ARでのゲームが増えていきます。しかし、まだまだ自分で作れる人はごくわずかです。この本では、VR ShootingGameに必要な最低限のTipsを紹介していきます。今回は安価なVRバイスとして、話題をさらったOculusGoを対象にVR Shooting Gameを作成します。Oculus GO にならではの設定などを冒頭に、後半はShooting Gameを作成するための最低限の要素だけをまとめました。

本書はUnityをつかった3Dシューティングゲームが作れるようになる本です。しかも作ったゲームをOculus Goで動かすことができる各種設定を丁寧に解説しています。

 

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実は僕もOculus Goを買ったまま、3,4回だけ使って眠らせてしまっていました。いまではUnityのAsset Storeも充実していて、パーツをダウンロードして配置していくだけで世界を作っていくことができるんですね!自分だけではなく子供と一緒にゲーム作りを楽しんでみたいと思います。

 

新刊3 アジャイル"カラダ"開発ガイド by 懸田 剛(@kkd

3つめは、プログラミング言語と打って変わって、カラダの改善にアジャイルを取り入れた本です。

本書は30代半ばを過ぎて身体が気になってきたソフトウェアエンジニアを対象に、ソフトウェア開発の現場で行われている**アジャイル開発**のエッセンスを用いて、リーンで生産的でアジャイルなカラダへと変化させるための入門書です。巷に氾濫する「XXXだけでOK」「一週間でXXXできる」「究極のXXX」といった短絡的なキャッチコピーに踊らされずに、漸進的かつ継続的に健康的なカラダや習慣を**楽しみながら**生み出すコツを紹介します。

飽きっぽく意志が弱い筆者が、様々なダイエットや運動経験の失敗経験や、40歳を過ぎてから約7年間実践してきた様々な経験・研究を元に構成されています。そのため誰でもすぐにカラダ開発を始めて継続しながら成果を出すことができます。

本書は30代半ばを過ぎて身体が気になってきた おいおいワイのことやないか・・・

これは個人的にめちゃくちゃ刺さりましたw

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本書は筆者の数々の失敗とそこからの学び、そこから生み出された「アジャイルカラダマニフェスト」を宣言しどのように取り組めばよいかが記されています。後半のカラダのリファクタリングでは原理原則が示されたうえで、巷にあふれる単一のメソッドではなく、どのように組み合わせ、計測し、無理せずに進めるべき書かれています。

 

技術書典は「か18」へお越しください!

サークルチェックはこちらから

https://techbookfest.org/event/tbf06/circle/52120002

技術書の商業出版と同人誌の「間」を解説するよ - その2

前回の記事では、一般的な商業流通の「本の物流の流れ」「お金の流れと権利」について書きました。

 

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それでは、商業出版と同人誌の間の形態って?

まず本の物流面についてです。

具体的には、インプレスR&Dさんのやってる通販オンリーの商業出版がこれに近いと思っています。

前の記事で説明した商業出版では、全国津々浦々の書店に届けるため、約2000-3000部を刷ると説明しました。

一方で、インプレスR&Dさんが取り扱っているのは「プリントオンデマンド」と呼ばれる方式で、オンライン書店で印刷を受けてから印刷する方式になり、事前にリスクを負って刷る必要が基本的にはありません。

この方式に対応しているのは現在Amazonと、一部の大手書店にとどまります。そのため「全国津々浦々の書店に並ぶ」ということは叶わないものの、一般的な電子コンテンツの販売と同じように紙の本を扱うことが可能になります。

さらにAmazonであればKindleをつかって電子版も流通させることができますね。

このような形式でPODを実施している出版社はいくつかありますが、技術書ではインプレスさんがほとんどでしょうか。著者からすると、卸流通に載せるようなまとまった印税は期待しにくいですが、同人誌感覚でAmazonで売れることがメリットでしょう。

 

契約と売上に関しては?

 インプレスさんでは商業出版ということでもともとは独占契約でされていたのを、カスタマイズされてるみたいですね。おそらく売り上げの分配も印税のように売れた分のX%という契約ではないでしょうか。

Kindleに関しては著者個人で申し込むと、35% or 70%が手元に入ります。70%プランはAmazon独占販売などいくつか条件がありますが、それでも35%がはいります。もちろん面倒な手続きや必要なePubフォーマットの作成は必要ですので、手間に見合うかは考える必要があります。

つまり、プリントオンデマンドを利用することによって、紙も電子も同様に売れた分だけというモデルが成立するようになったのです。インターネット界隈の方にはこの方がなじみがあるのではないでしょうか。

ほかにも、自社通販のみのクラウドファンディング型出版のPEAKSさんなんかだと、著者がアフィリエイト設定をできたり、それによって非常に高い売り上げ還元率を実施できたりとユニークな仕組みがあります。

 

このように、「商業流通だけど書店には並ばない」「紙の本だけど事前に数千部刷らない」(からニッチな本でも出版できる)というような新しい方式が、同人と商業出版の間にあるといえます。

そのため、例えば「kindleは自分で出すけど、Koboは出版社」「紙の本はA社のPODでだすけど、電子はB社経由で出す、さらにBOOTHでも売る」「Kindleとnodeで有料で販売する」みたいな様々な方式があるのではないでしょうか。

 

個人的にもこのあたりに非常に興味があり、技術書典6では「Markdownで技術同人誌を書こう!」の続編として「技術同人誌をあらゆるサイトで売ろう!」に挑戦してみたいと思っています。興味ある方は、Twitter@ku_suke か、技術書をもくもく書くSlackを立ち上げているのでそこでわいわい議論しましょう!

技術書の商業出版と同人誌の「間」を解説するよ - その1

AWSを始めよう!などで前回の技術書典でラスボスとよばれたmochikoさんが技術同人誌の商業出版についておはなしを書かれていて、とても面白かったです。

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一方で技術書典シリーズを出版されているインプレスR&Dの山城さんも書かれている通り、技術書界隈という特殊な市場においては、「商業出版」と「技術同人誌」の間もあるのではないかと僕も思っていて、そのあたりを解説しようと思います!

 

 

そもそも商業出版とは?

※何を持ってして「商業」「同人」と呼ぶのかは人に寄ると思うので、ここでは「商業出版」を「出版社が版元となって本を出版すること」と定義して話を進めます

このようにmochikoさんの記事ではありましたが、本記事における商業出版は「ISBNコードを取得して流通させること」「出版権の契約を締結すること」の2点をもって商業出版と呼ぶことにします。

前者は「物理的な本の流れ」、後者は「お金と権利の流れ」ですね。

ISBNコードと流通について

本が著者から読者に届くまでにはいくつかの経路がありますが、基本的には

出版社→ 印刷所→書籍卸→書店→読者

という経路を通ります。Amazonの場合は卸を通さないこともあるみたいですが、基本的にはこんな感じです。ここで全国の書店のレジで扱えるようにするシステムが、ISBNコード(書籍の裏にあるバーコード)です。

 

これは申し込めば有料で取得することができ、出版社はたくさんコードを持っています。(小規模だとまずは10-100個くらいしか取れないらしい)これがあることで、卸業者を通じて全国の書店に出すことができるんですね。

 

じゃあBOOTHで売られている同人誌は?

少し余談ですが、AmazonとちがいBOOTHやとらのあなで売られている同人誌はどうでしょうか。こちらはすべて商業流通の観点では「書籍のような形状をしているグッズ・冊子」として扱われているため、その他の書店で基本的に扱うことができません。

もちろん個々のお店で特別に扱うことは可能ですが、それはそのお店の商品データベースにいちいち追加して、そのお店のレジだけで使える番号を発行してもらっているわけです。

 

ここまでがまず物理的な本がどのような流れで読者に届くかです。

 

出版権とは?印税とは?

次に、本が売れたのでお金を著者まで届けなければいけません。ここで登場するのが出版権と印税というシステムです。

印税のざっくりとした仕組み

まず、わかりやすい印税から説明すると、「売れた本の割合に対する著作権使用料」になります。もともと著作物はこの世に1つで、本はあくまでそれを複製したものと位置づけられます。そのため、複製に関する著作権料を出版社は著者に支払うのです。

多くの場合は、出荷の単位でその8%とか10%とかが設定されます。だいたい技術書だと2000部~3000部を初版にすることが多いと思われますので、2000円の本を3000部出荷すると、著者に50-60万円はいるわけですね。増刷すると追加で500部とか出荷した単位で印税が入ります。*1

よくある誤解なのですが基本的には「お店で売れた数」ではなく「卸に向けて出荷した冊数」になります。ただしニッチな本などはリスクに応じて「売れた分だけ」の契約割合が増えると聞きます。

 

ちょっとややこしかったのでお金の流れを整理すると

読者→(商品代金)→書店→(仕入れ代)→卸・出版社→(著作権料)→著者 

ですね。再販制度という仕組みがあるので本当はもっとややこしいのですが、簡略化するとこんな感じです。イベントでの同人誌手売りやBOOTHの場合はもっと簡単で

読者→(商品代金)→BOOTH→(システム手数料引き後商品代金)→著者

となります。あくまで読者に著者が直販していて、BOOTHはシステムという立て付けです。*2

 

出版権とは

商業出版のうち、難しいし悩むポイントがこの出版権です。出版権とは要するに、「この世に一つしかない著作物を複製(印刷)したりダウンロードさせたりする権利を独占的に契約しますよ」というものです。

この独占というやつが弊害で、契約した出版社が「うちはAmazonやってないんだよねー」と言われても、自分でAmazonと契約したりすることは契約書に書いていない限りできません。

その代わり、出版権をもつものは、勝手に海賊版が流通していたらそれを差し止める権利を有します。

とはいえ、この流通が複雑化している時代、この独占というのが著者からすると悩ましいのではないでしょうか。たとえば著者自身がブログで1章無料公開したい場合も、出版社の許可が必要になってしまうのです。

 

 

つまり、全国の書店に並べることができる商業流通の可否、ある程度のリスクを分担する印税契約、それと独占契約を結ぶかどうかがポイントとなりそうですね。

 

じゃあタイトルにある商業出版と同人誌の「間」って、どういう契約形態、出版方式ができるんだっけ?

 

長くなってきたのでその2に続きます

*1:ただし入った印税が振り込まれるのは年に数回まとめられることが多い

*2:そのため、著者ごとに特定商取引法に基づく表示が存在する

Markdownで書籍PDFが生成できるFlightBooksをアルファリリースしました

先日の記事からなんとか各位にご協力いただきまして、また自分もだいぶVueとTypeScriptの環境に慣れてきまして、ある程度会員登録から本の生成まで最低限動作するようになりました。

 

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こういう感じで書籍が作れます。まずサインアップか、ソーシャルログインをします。

 

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サインアップ画面

 

つぎにプロジェクトを作成します。なお技術カテゴリはまだ動作していません。

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新規プロジェクト

プロジェクトを開くと執筆画面になります。左の章一覧から章を作成してどんどん書いていってください。だいたい1章あたり1つのMarkdown文書、1万文字未満になることを想定しています。

 

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章を追加

気の向くまま書いてください。あるいは社内Wikiなどからコピペしてもいいですね。現状利用規約とかがないのとデータも消すかもしれません。大切な情報は書かないでください。

エディタはプレビュー機能やテーブルタグの入力支援があります。画像に関しては編集エリアにドラッグドロップするとアップロードして差し込めます。編集したり削除する機能はまだありません。

 

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エディタの様子

書けましたら「保存」をおして、まずはビルドしてみましょう。目次を生成するので、最低ひとつは見出し(# 一個)があるとよいでしょう。

 

左側の書籍をビルドを押すと、ビルド設定が出てきます。いろいろありますが登録したメールアドレスが埋まっていると思いますので、ビルド実行すると記入されたメールあてに1~2分程度でPDFリンクが送られてきます。

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できあがったPDF

こんな感じで遊べます!いまのところ1ビルド当たり1円~数十円くらいのコストなのでガンガン遊んでもらって大丈夫です。

 

まだまだ不具合、未実装が多いので、TwitterIssueでお知らせいただけると幸いです。

BOOTHに入荷しました&悲しいことがあったので協力のお願い・・

Markdown本ですが、BOOTHに入荷しました!物理本単体の販売となります。

flightbooks.booth.pm

電子本はgumroadのほうで500円で販売しております!

gum.co

 

Vue.jsエンジニアの方へ[副業募集]

そして悲しいお知らせがあります。一定の人数が集まったら消します。

 本書を執筆するに当たり、フロント側の開発をフロントエンジニアの方に副業でお願いしていたのですが、技術書典が始まる数日前、ちょうど初回の入金を済ませたあたりで連絡が取れなくなってしまいました。Slackやメールで何度か連絡を入れたのですが音信がなくプラットフォームの契約終了機能(異議申し立て可)で終了しました。

 なにか都合やこちらの落ち度があったのかもしれませんが、連絡が取れないので確認もできず、とはいえプロフィール欄からTwitterをみると元気にされているようなので過去は振り返らずに前に進むことにしました。

 

 こちらにそのプロジェクトを公開しているので、WikiやIssueを読んでプルリクを送っていただける方を募集します。そこまで営利目的ではない半分趣味のプロジェクトなので、Issue1個当たり1万円とか2万円とか、それくらいしか出せないですが、ご協力いただける方がいらっしゃるとありがたいです:bow: :pray:。VueとTypeScriptとfirebaseです。

github.com

 たぶん、現状の把握とか質疑応答が必要だと思うので、いけそうなかたは個人Slackにご招待させていただきます。ちょっと勉強がてらやってみたいとかでも、一度Slackでわいわいしませんか!あと書籍も差し上げます。

現状の動作は

https://flightbooks-a72f0.firebaseapp.com

で確認できます。ただ2点注意があって、

  • 新規ページ作成は、左側のどこかをマウスオーバーするとボタンが現れます修正してもらいました!
  • PDFの生成は現状僕の個人Slackに結果が飛んでくるので動作確認できませんw(こちらもサーバ側で修正しました)
  • Wikiに情報追記しました

それでもやり遂げたい理由

 Wikiのほうにも書いたのですが、身銭を切ってでもやりたい理由としては、ぼくは技術書典とかの仕組みって素晴らしいなと思ってて、エンジニア界隈ってQiitaとかで技術共有の土壌は一般社会よりかなり高いけど、一つの技術に対して調べたことや検証したことがパッケージング化されてる薄い本ってさらに素晴らしいと思うんですよね。

 商業誌には商業誌の良さはあるけど、情報の流通という観点では、薄い本もめちゃくちゃいいなって思うんです。漫画だって雑誌、単行本、電子、アプリ、Twitterといろんな形態があっていいように、技術書もいろんな形態があることでより知識の共有や新たな好奇心を満たす技術との出会いが生まれると思うんです。

 そういうのをもっと加速させるために、ぼくはサービスを作りたいと思いました。でも自分はモックをコピペとjQueryで作ることしかできない、Simplemdeを自前でビルドしようとしても、es5で書かれていてes6のcodemirror-textlintをrequireしてgulpでビルドしたらコケる。babelいれてやっとビルドが終わってもブラウザで動作しない。もう何年も前から現役エンジニアじゃないのでお金パワーで解決したいのです。

 

PMだなんだ名乗っておいて恥ずかしい話を書いちゃいましたが、この状態をなんとかしたく、ご協力いただければありがたいです。

 

技術書典5にサークル参加してきました。

ブログを書くまでが参加ということで。コミケにも技術書典にも一般参加すらしたことがない自分が、いきなりのサークル参加を終えて。

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サークル設営の様子。100均のワイヤーラックでスタンド作って、ハロウィンのキラキラモールを這わせました。お隣はLaravel本とfirebase本

 

一言でいうと最高に楽しかったです!いろんな人が書いてたりLTしているのですが、やはり自分が作ったものを形にして、ユーザーに買っていただく、声を掛けていただくのはいいですね。

自社サービスリリース後にユーザーテストして使ってくれてる様を眺めるのに通じるものが個人でできてしまうといえば伝わりますでしょうか。伝わりづらいですね。あとやっぱり世の中にこんなに技術者の人たちが自分たちの「好き」を発信しているというのは素敵だし、買いに来ている人たちも楽しそうだし、いいなーとおもいました。

運営の皆さま、参加者のみなさま、本当にありがとうございました!

数字的な報告

というわけで、最初安全に100部にしようと思っていましたが、200部にして正解でした。ちなみに200部注文すると210部強とどくんですね、不思議!!!(マジレスすると乱丁とかの交換在庫や著者見本用)見本誌用に供出したり、机の上に置いたり、あとお世話になった人に配るように15部ほど持って帰って後はBOOTHに送りました。

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あと電子は実験的にGumroadで入稿してみたのでそっち使ってみてください、クレカとペイパルが使えます。ペイパル経由の銀行振り込みも使えるはず。セット売りは会場限定特典ということで悪しからず。

gumroad.com

電子はkindle paperwhiteに最適化されています

ちなみに経費でいうと、酒に酔った勢いでパトロン枠にしたこと、印刷代が6万円弱、そのた車で売り子氏に来てもらったり非公式アフターいったりと諸経費飲食費2万円くらいで、予想は2万円くらいの黒字(人件費0円計算)です。関係者で飲みに行こうと思います。

 

書籍の内容について

今回一番参加してよかったなというのが、見本誌をぱらぱらと読んでくれた人から感想が聞けたこと。たとえば、そもそもMarkdownの記法について例示がないとか、この本だけ買えば自分でもできますか?って聞かれるとコードサンプルが足りないなとか、貴重なフィードバックをめちゃくちゃもらえました。

なので、そのへんを電子版に随時たしていって、半年後には紙版もアップデートしたいなと思います。こういうのがほんとプロダクトづくりみたいで面白いです。デザインも、SNSによるマーケティングも、当日の売り方も全部勉強になりました。

もし次回も当選したら絶対参加したいなと思います。

おまけ

リリースできるよう頑張りますw

技術書典5 Markdownで技術同人誌を書こう!中身&表紙公開します!

 前回のエントリでサークル参加することを書いたのですが、ようやく明日入稿ができそうなので中身と表紙を公開します!!

blog.ku-suke.jp

 最後に謝辞を書いていて、おもえば技術書典4を知ったのは@kgmyshin さんのツイを見たあたりからなんか面白そうだなと書き始めたのを思い出しました。そのころ僕は目の病気で入院してて、目以外は元気なのでくっそ暇になり、仕事の内容とかをWikiにまとめて印刷出来れば研修資料作れるじゃんとか考えてMarkdownのPDF化を調べ始めていました。技術書典のおかげでなんとか締め切り駆動開発をすることができました。

そんな話よりですね、表紙見てください。

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めちゃくちゃかわいくないですか。

 

この表紙は技術書典限定で、同様のデザインのポストカードも先着でプレゼントします!今回作った入稿データはPrint on demand用にも使う予定ですが、そちらはモノクロのシンプルな表紙になります。

こちらの表紙をデザインいただいたのは、

表紙イラスト: ちょこめろんhttps://twitter.com/__chocomelon
表紙デザイン: キツネ氏 https://pixiv.me/kitsuneiro

です!めちゃくちゃすごい人達に描いていただけて最高の同人誌デビューとなりました。

本文も一部公開します!

 今回の本は44Pで紙+電子で1,000円、電子のみで500円にする予定です。技術書典終了後、通販もやってみる予定ですが、少し値上がりする予定です。紙のみ980円+送料、電子のみ780円とか!セットはシステム上できるかわからん。売り上げは関係者におすそ分けしつつ、エディタを作ってるのでその開発財源にします。

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興味を持っていただけたら技術書典でチェックを!

ここからサークルをチェックリストに入れていただいて、当日お会いできればとても喜びます。初めてのサークル参加なので不慣れな点もあるかとは思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。

techbookfest.org