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アプリを作ってみる - その2

企画を練る

 さて、作るものが決まったら、内容を練ります。今回は予算も限られているので、「切り口絞る」「ちょい足し」「既存資産を活かせる」で軸を切りました。なお、自分の場合は机上で考えるのではなく、実際に画面や簡易プログラムを組んでは捨てながら考えました。モノがないと煮詰まらないんですよね。

 

ベースとなるもの→切り口

前回ニュースリーダーなんか簡単でいいのではと決めました。とはいえ世の中Gunosyが資金調達してウルトラマンレッドオーシャンな世界ですから、なんでもいいわけではありません。また、新聞社の様に取り扱い注意なニュースソースも有ります。

 

さらに、セグメントを区切っても2chまとめリーダーのような強豪ひしめくジャンルもあり、勝てそうにありません。いくつか見てみましたが、更新されていないものも有りますが未だ激戦区のようでした。(すでに市場にあってもアプリがしょぼければ勝てる場合はある)

 

ちょい足し、既存資産

そこで、いまひとつ各社が参入してはパッとしていないっぽい、シェア・拡散をキーにしたところに攻めようと思いました。理由としては、ちょうど渋谷の方でキュレーションメディア始めてるし(全部ではないものの動画紹介系も多く)まとめリーダー作るのは有りだと思いました。会社でやると他社メディア含めにくいですしね。

 

また、かつてSocialCountという、あるURLのソーシャル上の拡散数を一発で取得するサービスも運営していたので、それを使って(ちょい足しして)拡散ランキング順に並べたら面白いのでは、とも思ったのです。

そこで、「バイラルメディアまとめリーダー by SocialCount」という企画にしました。

 

開発チームを探す

 次に開発チームを探します。ぼくのお知り合いは超絶ベテラン過ぎてお打ち合わせ1回で数万円掛かりそうなので、本業じゃない人を探します。

 

iOSは学生エンジニアの子に、パワハラまがいの企画プレゼンを行い開発者になってもらいました。ついでに学生UIデザイナーも同じ要領で確保しました。なにより楽しく仕事できるかどうかですよね。こういうの^皿^

 

Androidは手近にいなかったので、クラウドソーシングで探しました。海外のoDeskでも同じなのですが、詳細に仕様を提示して、開発以外の設計・要件定義工数を極限まで減らしてあげ、妥協できるポイント(通常の倍の納期とか)を明示することで市価の10分の1くらいのお試し価格で引き受けていただける方が現れました。しかもすごい人。なんらかの方法でお返ししようと思いました。

 

クラウドソースは、ぱっと見、受注側を買い叩くプラットフォームに見えますし、そういうことも行われていると思うのですが、実際に使ってみて発注側にいろんな企業が参入すれば信頼重視などで1人月60万円くらいまでは上がっていくんじゃないかと思ったりしました。成功例が60万じゃ夢がないけど業界の闇があるので踏み込まないでおきます。