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ku-sukeのブログ

Just another hatena blog

執筆について振り返ってみる

 さて、いろいろとひと段落したところで、執筆作業を振り返ってみたいと思います。失敗した点、良かったなぁと思う点などを書きます。長くなりそうなので分けて書きます。

メイン参加者

  • 大阪組
    • 僕とHTML/CSS協力者のひと
  • 東京
    • 共著者のひと
    • 出版社の人

執筆の流れ

  1. お話がくる
  2. 目次案とか、どんな方向性で〜みたいなのを詰める
  3. 出版社が社内で話をまとめる。GOがでたりでなかったり。
  4. 書き始め
    • 適宜提出
  5. 書く、書く
  6. 納期がくる
    • ごめんなさいする
  7. 書く、書く、書く
    • 適宜提出
  8. 次の納期がくる
    • ごめんなさいする
  • 以下省略w
    • この間内容について過不足を打ち合わせたりする
  • 目次とか帯のデザインができはじめる
  1. 書き上げる
  2. DTP屋さんが徹夜でしあげる。
  3. デジタルデータなどで原稿をいただくので、校正する
  4. ダウンロード(CD-ROM)コンテンツの精査・校正
  5. 第二校(最終校だったり)があがる
  6. 校正する
  7. でける
  8. 見本誌が届いたりAmazon、セブンアンドワイあたりに書籍情報が流出する。
  9. 発売開始

お話〜書き始め

打ち合わせは共著者の方にメインでお願いしました。テレビ会議とメールで打ち合わせて、内容を決めて、分担を決めます。
書き方サンプルみたいなのをもらいましたが、基本的に誰でも出来るような作業(語調や体裁とか)は最悪出版社の人が手伝えるので、内容を頑張ってねとのことでした。

内容を考える

 「大見出し、中見出し、小見出しのように、いきなり書くより骨子を考えた方がいいですよー」といわれたのでマインドマップとかで考えます。超初期案を小さく晒しときます。

本文を書き出す。

 「物書きの楽園」という言葉に惹かれ、Scrivener の体験版をいれてみました。使いこなすのに数日かかりましたが15日くらいは活用しました。フルスクリーンモードが新幹線+MacBookの組み合わせには良かったです。が、あまり使いこなせなかったので購入には至りませんでした。

 その後は、エディタを使ったりしたんですが、最終的にGoogle Docsに落ち着きました。詳しくは後ろで書きます。

納期が来て、ごめんなさいする

  • 本業が忙しくて。。
  • なんか書く気が起きない。
  • サンプルソースを作るのが以外とめんどくさくて。
  • こんな事書いてるけど、共著者と内容かぶらないかな
  • こういう内容補足したいんだけど、共著者の章でふれられてるのかな。

など、モチベーションや不安な気持ちとの闘いです。出版社の人に「是非つついて下さいね」と宣言するも、やっぱり自分との闘いなのです。

書き上がる

ごめんなしあばっかり言ってると、「そろそろ」と最後通告が来ますw。
(いや、本当に申し訳ないです。発売後の書籍PRで売り上げ貢献頑張りますので〜という気持ちです。。。)
ラストスパートは頑張りました。最初からあのペースで書いていればと何度思ったことでしょう。夏休みの宿題を2学期になってもやってる気分でした。

校正する・ダウンロード素材の選定

モノが上がってきたら校正しまくります。モレがあったりしたら、校正どころか大急ぎで執筆、コードを作って提出します。第一校がおわったらしばらくして第二校があるので今回はそこで最終校正になりました。ダウンロードの素材も選定し、タブ幅や細かいコメント、折り返しなど見返していきます。

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執筆で使った便利なツール

Google Group(ファイル保管庫)とGoogle Docs(執筆・校正)です。これ本当に良かったです。ほかにも次のようなツールで書きました。

  • MindMap(Freemind)
  • Scrivener
  • ATOK(文章校正を「強め」に設定するといろいろ変換のたびに「『の』の連続です」とかいうてくれる)
  • 当然Safari
  • 当然iPhoneシミュレータ
  • スクリーンショットはMacのctrl+cmd+shoft+4で、時計とかはメニューバーは必要に応じて合成
    • (これはちょっといいツールがほしかった。iPhoneシミュレータの、中の画面だけショットがとりたいときとか。)

Google Groupをファイル保管庫に利用

 メンバー専用のグループをつくって、執筆者全員のGoogleアカウントを招待して、アップロードとかをします。最終的に311個、87.1MB/100MBまで使い倒しました。投入したファイルは以下の通り。

  • 参考資料PDFとかhtmlとか、URLより一カ所にまとめると便利
  • 作ったサンプルコードをごっそり
  • ページに埋め込むスクリーンショット
    • こういうのはクオークとかindesignでレイアウトされはるので、別ファイル(JPEGなど非可逆圧縮はNG)にする。
    • 表ならエクセル
    • 時間がなければ手書きスキャンでも書き起こしてくれる場合もある。
  • 校正用ゲラ(っていうのかな?レイアウト済みの原稿です)みたいなのをアップしていただきました。圧縮しても数MBになるのでメールより良いです。

ちょっと面倒だった点。

  • 他人のファイルの削除権限が管理者しかないので、自分があげたファイルの修正をお願いするときは、上書きっぽいことは出来なかったです。
  • がーっと作って一気にあげようとするとアク禁で1時間ほどアップできなくなります。

Google Docsは超便利。メインツールになりました。

 出版社の方への提出は、どうしてもWordが多いので、Officeを使おうかと持ったのですが、いかんせんMacのOfficeは重い。OpenOfficeもエディタとくらべると起動が速いとはいえないので、最初はエディタで書く→Wordにコピペして整形とやってましたが、デグレしたり2重管理となったりと不便でした。

GoogleDocs(ワープロ)の良いところ、使いどころ

  • まず整形を気にせず見出しがわかる程度にぶわーーーっと書く
    • 整形とかは、お手伝いを募ってやってもらう。リモートお手伝い!
    • んで、うっかりミスって失敗しても、版管理機能でもどせる。超助かった。
  • 1ドキュメントあたり〜20p以下が限界なきがします。ブラウザと回線速度による
  • そのままWordやPDFにエクスポートできる
  • Google Groupにアップした画像をそのままURL指定で取り込める(ただし更新・削除しても反映されない)
  • 良くないところ
    • Mac版だけかもですが、コピペをつかうとスタイルがついちゃって行間とかがおかしくなるので、標準スタイルを選ぶ。
    • モバイルでやってると時々自動保存に失敗してJavascript動かなくなるので、全選択、コピー、一覧から再度開く、ペースト、保存 をしました。
    • 行頭のスペースとかを勝手にとっちゃうことあるので、ソースコードは、崩れる前提でペーストする。

GoogleDocs(スプレッドシート)の良いところ

  • 表やスケジュール作成など
  • 校正一覧、言葉の統一一覧表、文中のファイル名一覧などなど
  • 同時編集できるのがすごく便利。特に校正のラストスパートでは3人が同時に「追記」「備考」「OK」「質問」「回答」を編集しました。深夜に。。。
  • 同じく版の管理があるので、「前回以降いじったセル」をおいやすい。数百行になるとこれがすごく助かる